新iPadを分解したら…ほぼ旧モデルと同じ?変更点は

アメリカの高校で開催されたAppleの教育イベントにてお披露目された新iPad(第6世代)。
先月30日に発売されたばかりですが、Apple製品の修理でお馴染みiFixitがさっそく分解したようですw
どうやら旧モデルの第5世代とほぼ同じだったようですが…変更点はあったのでしょうか?
第5世代と第6世代の違いは?
こちらでもご紹介しているのですが、昨年発売された第5世代と第6世代の大きな違いは、
- A10 Fusionチップ搭載
- Apple Pencil対応
の2点。では中身に違いはどの程度あるのでしょうか?
まず分かりやすいのがこちらのA10 Fusionチップ。
第5世代はiPhone SEと同程度の性能を持つA9チップでしたが、第6世代はiPhone 7と同じA10 Fusionチップを積んでいます。
そしてもう1つ大きな違いが「Broadcom製のタッチスクリーンコントローラ」。
このBroadcom製のタッチスクリーンコントローラは、Apple Pencilに対応するためのもので、iPad Pro(10.5インチ/12.9インチ)で使われているものと同じタイプとのことですよ。
さて、ユーザーとしては性能アップを期待したいバッテリー部分ですが、こちらは残念ながら第5世代と変わらず。
8,827mAhの同じ容量というだけでなく、A1484というモデル番号まで同じ=第5世代のバッテリーをそのまま第6世代に積んでいるということですね。
さて、iFixitは修理会社ということで、分解して分かった第6世代iPadの修理のしやすさも発表しています。
0点から10点での評価(点数が高い方が修理しやすい)となっていますが、第6世代の点数は…2点!
参考までに、最近のApple製品は以下のような点数が付けられています。
- AirPods:0点
- HomePod:1点
- iPhone X:6点
- Apple Pencil:1点
- iPad Pro:2点
AirPodsやHomePod、Apple Pencilに比べればマシ…といったところでしょうかw
どうやら接着剤や粘着テープが使われていること、バッテリーの交換が困難なことが修理のしづらさに繋がったようですよ。
Apple Pencilに対応したことからもっと大幅に中身も変わったのかと思いきや…意外に変更点は少なかったですね。
ちなみに…Apple Careに加入していない場合、第6世代iPadの修理費用は26,800円と高額。壊さないよう、大事に使いましょう><