ネット上での「デマ拡散」で11人が刑事告訴される!東名高速あおり運転事件で

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by yumi

昨年6月、東名高速道路にて起きた夫婦死亡事故。

この事故を巡り、当時ネット上では悪質なデマが流れたのですが…今回その拡散に関与した11人が特定され、刑事告訴されました。

嘘やデマは絶対に拡散しないようにしましょうね…!

デマ拡散で刑事告訴

昨年6月5日、神奈川県の東名高速道路でワゴン車が追突され一家4人(両親は死亡)が死傷した事故が発生。

福岡県中間市の石橋和歩被告による「あおり運転」が原因とされ、石橋被告は危険運転致死傷罪で起訴されています。

当時被告は建設作業員と報道されており、「福岡県」「石橋」「建設会社」といったキーワードから、被告とはまったく関係のない北九州市の石橋建設工業の社長が「被告の父親だ」などというデマが拡散。

事務所には嫌がらせの電話などが殺到し、一時閉鎖するほどの事態となってしまったようです。

警察は昨年12月からデマを拡散した人物を名誉毀損容疑で捜査していたそうで、今回、福岡や埼玉、大分などに住む「デマ拡散に関与した疑いのある11人」を今月30日までに特定。

それを受け石橋建設工業の社長が福岡県警に告訴状を提出、県警では容疑が固まり次第立件する方針とのことです。

2016年の熊本地震の際も「地震のせいで近くの動物園からライオンが放たれた」というデマをツイートした男性が偽計業務妨害の疑いで逮捕されています(詳しくはこちら)。

今回の11人がどのようにしてデマ拡散に関与していたのか現時点で詳しくは分かりませんが、自分が発信元でなくともリツイートしただけで罪に問われる可能性も。

  • リツイートが多いツイートでも鵜呑みにせず、必ず情報元を確認する
  • 情報元が見つからない、信頼できない情報の場合は安易に拡散しない

を肝に銘じておきたいですね…!


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