クックCEOブチギレ!?「iPhoneはメイドインチャイナじゃない」

皆さんはiPhoneがどこの国製だと思いますか?
パーツは様々な国の専門企業が製造しており、それらは中国の工場で組み立てられるので「iPhoneはメイドインチャイナ」なんて言われる事もあるそうですが、クックCEOはこの認識にお怒りのようです。
Appleはアメリカでしか作れなかった
Appleのティム・クックCEOは先日MSNBCのインタビューに応じ、その中で「iPhoneはメイドインチャイナじゃない」と強調しました。
というのも、一般的に「iPhoneは中国で組み立てられている」という認識が強く、それが転じて「iPhoneはメイドインチャイナ」と批判される事が多いためです。
クックCEOはそういった認識に対し、「人々は最終製品がどこに集まっているのかを見ているだけだ」と痛烈に批判し、iPhoneの主要パーツがアメリカ国内で製造されている事を説明しました。
確かに組み立て自体は中国の工場で行われていますが、例えばディスプレイガラスはケンタッキー州の企業が、Face IDモジュールはテキサス州の企業が製造しており、チップなどの主要なパーツもアメリカ国内で生産されています。
もちろん日本や韓国など様々な国の専門企業がパーツを提供していますから、「100%メイドインUSA」というワケにはいきませんが、「組み立てただけで中国製」という認識にクックCEOは怒りを禁じ得なかったのでしょう。
この問題とは直接関係しませんが、以前「iPhoneの組み立てをアメリカ国内で」なんてニュースが流れた際、試算するとかなり値上がりする事が判明しているので、「iPhoneを中国で組み立てる」事自体は回避できないんでしょうね。
iPhoneは間違いなく中国で組み立てられた製品ですが、そのパーツの多くはアメリカを中心とした多くの企業が生産したものであり、何より採用している技術はAppleが研究・開発したものがほとんどです。
インタビューの中でクックCEOは、「Appleはアメリカでしか作れなかった」とも話しており、Appleがいかにアメリカへ貢献しているかを知って欲しかったんでしょうね。
まとめ
「iPhoneが中国の工場で組み立てられている」という事実そのもに嫌悪を示す人も少なくないそうですが、Appleがそういう指針である以上覆ることはあり得ないでしょう。
読者の皆さんはこうした点を踏まえた上で、iPhoneはドコ製だと思いますか?