3万円台のApple Pencil対応iPad(9.7インチ)が登場!3分で読めるAppleスペシャルイベント

日本時間の本日0時から開催されていたAppleのスペシャルイベントですが、教育関連のアプリなどの発表がメインでしたが、噂の廉価版iPadが発表されましたよ!
それ以外にも教育関連の新たな取り組みも多数発表されたので、ざっくりポイントを3分でチェックしておきましょう。
新型のApple Pencil対応のiPad
噂のあった廉価版iPadが予想通り、発表されました。
ベースは現行のiPad 9.7インチで、CPUはA9からA10 Fusionへパワーアップ。
そして一番の目玉が、今までiPad ProのみだったApple Pencilに対応した点!
今までApple Pencilは使いたかったけどProはお値段が…、という方にはまさに朗報ですよね。
詳しい価格をApple Storeで確認したところ、容量・タイプ別の価格は以下の通り。
32GB
- Wi-Fiモデル:37800円(税別)
- Wi-Fi + Cellularモデル:52,800円(税別)
128GB
- Wi-Fiモデル:48,800円(税別)
- Wi-Fi + Cellularモデル:63,800円(税別)
改めて確認してみると、従来のiPad 9.7インチから価格据え置きのままApple Pencil対応になっていて、これ実質的には値下げのようなもの。これはめっちゃお買い得じゃないですかね。
まさかApple Pencilにも対応していながら、税抜きですが3万円代で買えるiPadが本当に出るとは予想外でした。
今までiPad Proを躊躇していた人は大勢いたと思うので、これはめちゃめちゃ売れるんじゃないでしょうか。
Apple Storeではすでに購入手続きが可能となっており、記事作成時点での発送は2018年3月30日から4月3日となっていました。
今回ばかりは一気に購入が殺到する可能性もあるので、購入を考えている方は早めにやっておいたほうがよさそうな気がします。
購入はこちらから
⇒9.7インチiPadを購入 – Apple(日本)
教育関連のアプリの充実
やはりというか教育関連のイベントと言うこともあって、ハードウェアの発表は新iPadのみだったのですが、どんな発表がされたのかポイントでご紹介。
まずはiPadの利用状況ですが、現在30万の高校でコーディングの授業が始まったと説明。
Tim Cook、変化を求めて行動を起こした全米の高校生を賞賛。30万の高校でコーディングのクラスが始まったことについてCPAに謝意 #アップルスペシャルイベント pic.twitter.com/Bw8nvIUpO2
— Nobi Hayashi 林信行 (@nobi) 2018年3月27日
教育現場ではiPadを授業に活用しており、教室だけでなく課外授業でも活用されており様々な場面で使われているそうです。
IPadについて、グレッグ登壇。iPadは軽く、教室内や修学旅行にも持ち出せる。ロボットのプログラミングもできる。ビデオを撮影して、スピードなどを測定するアプリがある。GarageBandやClips、iMovieでクリエイティブができる。200万のiPadアプリ、20万の教育アプリがある。 #Apple #アップルノート
— Taro Matsumura 松村太郎 (@taromatsumura) 2018年3月27日
さらにiPad用アプリは100万以上あり、そのうち20万は教育アプリであるとのこと。いやー知らなかったんですが、そんなに教育向けアプリがあるんですね。
また学習に使えるARアプリの紹介もあり、美術史のアプリや
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) 2018年3月27日
カルの解剖を体験できるアプリが使えるとのこと。
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) 2018年3月27日
そして先生用のアプリとして「School work」というMacアプリを6月にリリース予定。
新しいアプリ、Schoolwork。 pic.twitter.com/qhveSiiFWn
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) 2018年3月27日
メールを送る感覚で宿題のプリントや社会見学の日程表などを生徒のiPadに送られるアプリで、個々の宿題の進捗状況まで確認できるのが特徴。
もはや宿題もデータの時代で、こりゃ「やったけど家に忘れました」とか「プリントをなくした」なんて言い訳ももう通じませんねw
そして複数の生徒が1台のiPadを利用する状況も想定し、共有機能も新たに追加。
Shared iPad 。自分のアイコンをタップするだけで自分用のセットアップが完了する。 pic.twitter.com/Qcw99Cl78d
— ギズモード・ジャパン (@gizmodojapan) 2018年3月27日
名前を入れてログインすることで、1分もかからず自分の環境に自動的に切り替わるようですよ。これは学校だけでなく家族で共用していても使いたい機能ですね。
これ以外にも教育に関係する細かいトピックはあったのですが、直接一般ユーザーに関係しない話も多かったので、気になったポイントを紹介いたしました。
新型iPadのApple Pencil対応に合わせてiWorkも手書き対応に
最後にちょこっとご紹介しておきたいのが、Apple版Officeとも言うべきiWorkのバージョンアップ。
今回発表されたApple Pencil対応になったiPadに合わせて、iWorkが手書きに対応。
直接Apple Pencilを使って手書きで書き込めるようになるようです。
新機能の追加されたiWorkは本日からダウンロード可能で、新型iPadにはプレインストールされるようになるとのこと。
まとめ
今回のイベントに合わせて、Apple Storeもメンテに入っていたので噂のあったiPhone Xの新色ゴールドやREDモデル、iPhone SEのアップデートもありえるかと思ったのですが、残念ながらなしでした。
昨年は噂がされてたものがそのまんま出ていたので、期待していたのですがそこだけがちょっと残念でしたね。
ただその代わりにしてはあまりあるApple Pencil対応で3万円台を実現した新型iPad、これはタブレット界隈には結構インパクトがあると思うので、これでひと盛り上がりあるかもしれません。