Google LensがiPhoneにも対応!実際にどんな機能なのか使ってみた

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by HikaruSano

昨年春に発表されたGoogleの新技術「Google Lens」、機械学習とAI技術を活用する事で被写体を分析し様々な情報を呼び出す事ができるもので、以前からかなり注目を集める新技術です。

そんな特殊機能が先日からiPhoneの『Google フォト』で、順次使えるようになるとアナウンスされていたので、実際に使ってみました。

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設定言語の切り替え

「Google Lens」は単体のアプリではなくあくまで新機能なので、iPhoneで利用する場合は『Google フォト』から利用する事になります。

実際にiPhoneで「Google Lens」を使うための手順は下記の通り。

  1. Gmailアカウントを用意
  2. 最新版『Google フォト』をDL
  3. iPhoneの使用言語を英語にする
  4. 『Google フォト』をGmailでログイン
  5. 「Photos」で写真を選択
  6. 「Google Lens」アイコンをタップ

上記手順の通り、iPhoneで「Google Lens」を利用するためにはiPhoneの端末言語を英語に切り替える事と、端末がネットワークに接続されている必要があります。

英語に切り替える場合は「設定」▶︎「一般」▶︎「言語と地域」▶︎「iPhoneの使用言語」▶︎「English」、日本語に戻す場合は「Settings」▶︎「General」▶︎「Language & Region」▶︎「iPhone Language」▶︎「日本語」でそれぞれ切り替え可能。

また「Google Lens」のリリースはどうも一斉ではないようで、もしかしたら上記手順を踏んでも「Google Lens」がまだ利用できない可能性が(筆者も1台は利用可能でもう1台では使えない)。

「Google Lens」が使える場合、『Google フォト』で「Photos」から写真を選択した際に、下のアイコン列の右から2番目のものが「(i)」ではなく「Google Lens」になっているハズです。

実際に「Google Lens」を使ってみると、被写体がどれなのかを自動的に分析し、ネット上にある関連情報をサクッと表示してくれます。

例えばネコの画像で利用すれば、そのネコがどの猫種なのか検討をつけて一覧表示され、タップするとGoogleの検索結果に移動してくれるので非常に便利ですよ。

一旦使えるようになると設定言語を日本語に戻しても使えるようなので、使えるようになったら日本語に設定し直すのを忘れずにしましょう。

まとめ

ちなみに分析対象は下記の通りで、それ以外のものは基本的に判別できない模様。

  • 名刺
  • 書籍
  • 建物など
  • 絵画
  • 植物や動物
  • 広告など

目の前にあって名前などがわからないものの検索にも使えなくないので、『Google フォト』を使う気が無くても「Google Lens」を使うために用意しておくのはアリかと思います。

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参考:Tech Crunch

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