商品が届かない、入金がない…フリマアプリのトラブル急増!自分でできる対策は?

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by ryo

不要な物が簡単に売れたり、欲しいものが手頃な価格で手に入る事で人気を博しているのが「フリマアプリ」。メルカリ、ヤフオク!、ラクマなど様々なサービスが登場しています。

しかしその手軽さから、これらのアプリを利用したトラブルが後を絶ちません。その相談件数はこの5年でなんと20倍に。

フリマアプリでのトラブルに遭わないようにするために、私たちに出来る事はあるのでしょうか。今回はその対策を見て行きましょう。

手軽さから多くの人が利用、その結果トラブルも増加

国民生活センターによると、フリマアプリを利用した際のトラブルの相談件数がこの5年で20倍にもなっているようです。

相談は購入者と出品者の両方から寄せられていて、以下のような事例が多いようです。

  • 購入した商品が偽物だったのに返品に応じてもらえない
  • 代金を出品者の銀行口座に直接振り込むように持ちかけられ、振り込んだが商品が届かない
  • 購入する際に条件として商品受取前の出品者評価を求められ応じたところ、商品が届かない
  • 商品を発送したが、購入者から「商品が届かない」と苦情を受け、入金が行われない

消費生活センターに寄せられる相談は、詐欺のような悪意のあるものが多いですが、実際には意図的では無いミスによるトラブルも数多く発生しています。

では、これらのトラブルを防ぐにはどうしたら良いのでしょうか?私たちに出来る事を見てみましょう。

フリマアプリでのトラブルを防ぐには

フリマアプリは個人間の取引が主になるので、悪意のありなしに関わらずトラブルは付き物。まずはそれを理解した上でサービスを利用する事が大事です。

しかし防げるトラブルは防ぎたいもの。トラブルの事例とその対策を紹介します。

思っていた物と違う物が届いた

服の色合いが写真と違うものが届いたり、説明には無い傷が届いた品に付いていたりと、購入前に思っていたものとは違う状態で商品が届く事があります。

これを防ぐには、購入前に出品者とよく連絡を取っておき、しっかりと商品の状態を把握する事が大切です。

また、もし連絡を取っていたにも関わらず説明と違う商品が届いた場合には、「返品」を行う事が出来ます。

しかし返品を行う際には、商品の受け取り確定を意味する「受取評価」が行われていない事が重要。というのも、受取評価を行うと、出品者に代金が仲介事業者から支払われる仕組みになっているからです。

商品が届く前に「受取評価」を求められた場合は特に詐欺に注意し、絶対に評価しないようにしましょう。

商品が届かない

フリマアプリを利用している場合には単に商品が届かなかった場合は仲介事業者から代金が返還されますが、出品者の銀行に直接振込を行ってしまった場合は別です。

お金のやり取りをする際には、フリマアプリ外での取引を行わないようにしましょう。

また上でも説明した通り商品が届く前に「受取評価」してしまうと、実際に商品が発送されていなくても相手に代金が渡ってしまうので、絶対に避けるようにしましょう。

また、メルカリなどでは3日以上連絡を取っていないと出品者が勝手に「受取評価」を事業者を通して行う事が出来るので、商品が届かない場合には、出品者と連絡を取り合う事が大事です。

入金が行われない

商品を発送したにも関わらず「商品が届かない」と言われ入金が行われないトラブルもあるようです。

これを防ぐには、発送した商品の追跡が可能なサービスを利用すると良いでしょう。

ヤマト運輸や日本郵便、佐川急便などの宅配サービスでは標品を発送すると追跡番号が割り振られ、ネット上で配送状況を確認する事が出来ます。

いざという時にこの履歴を提示すれば、誰が悪いのかはっきりさせる事が出来ます。

以上、フリマアプリでトラブルに遭わないようにするための注意点を紹介しました。

このようなアプリを利用する際には特に入金や返金のシステムを理解して相手と綿密に連絡を取る事で、トラブルのリスクを減らす事が出来そうですね。

ryo

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