ついに日本でも!ドローンが今夏にも解禁されるぞッ

日本では首相官邸に落下したり、岐阜県大垣市のイベント中に落下し6人が軽傷を負った事故が起きたり、あまり良い話を聞かないドローン。
世界では商用化に向けて実験が進んでいますが、日本では上述の理由から無理だろうな〜なんて思っていた方も多いかもしれません。
しかし今回、国土交通省が2020年以降の本格解禁を目指し検討に入ることが分かりましたよ!
ついに政府が商用化に向けて動き出す
無人飛行機「ドローン」、2015年に首相官邸に落下する事故が起きた後に飛行方法や飛ばせる地域についての基本ルールが作られ、現在は国の許可をとれば原則「人の目の届く範囲で」最長1年間飛ばすことができます。

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ドローンという言葉が世間に浸透した当初は、危ないのでは?違法な行為に使われるのでは?という意見が多く見られましたが、最近は規制緩和を求める声が大きくなってきていたそう。
さらに配送業界の深刻な人手不足もあり、荷物の輸送という点でドローンが果たせる役割は大きいと、ついに政府は商用化に向けて動き出すことに!

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まず航空法に基づく許可・承認の審査基準を見直し、今夏には離島と山間部にて「目視外飛行」を解禁するとのこと。もちろんドローンを飛ばす企業(や、個人)には飛行場所の限定し機体の安全性確保や、
- 人の頭上には飛ばさない
- 航空機や木、人との接触を回避をする
- 荷物等を受け渡す着陸拠点を設置する
- 荷物の過積載を防ぐ
等のルールも作っていくそうです。

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また2020年以降に都市部で解禁するための議論も進めていくとのこと。
都心には高いビルなど障害物も多いため、飛行可能なドローンの認証制度や操縦者資格などの新設も検討するのだとか。なんだか天下りや利権の匂いがプンプンしなくもないですがw、事故を防ぐためにもこれは必要なのでしょう。

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配送だけでなく、災害時にも役立つドローン。空を見上げたらいくつものドローンが飛んでいる…という日もそう遠くないかもしれませんね。