【動画あり】これは怒る人いるよね…iPhone 6sをバッテリー交換するとこれだけ動作速度が変わる

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by ともぞう

大騒ぎになったのが記憶に新しいiPhoneのバッテリー裂開による性能低下問題ですが、実際交換するとどれだけ変わるのかよく分かる比較動画が公開されていたのでご紹介します。

騒ぎは落ち着いた感はありますが、これを見るとバッテリー交換しようかなと思いますよ。

関連記事:iPhoneの低電力モードのデメリットとは?

同一端末でバッテリー交換前後の動作を動画で比較

昨年12月に問題が見つかってから一気に騒ぎになったのが、バッテリー劣化によるiPhoneの性能低下問題

ただベンチマークアプリ『Geekbench』のJohn Poole氏の検証でも、ベンチマークの数値が低い値を示していると出ていたものの、体感的にどれだけ違うかはよく分からなかったんですよね。

Photo by Geekbench

そのようなこともあって対象端末となる「iPhone SE/6/6 Plus/6s/6s Plus/7/7 Plus」を持っている人からすれば値下げもされたし、とりあえずバッテリー交換しておくか…くらいに考えている人も多いんじゃないでしょうか。

そんなバッテリー交換に関して、ありそうでなかった同一のiPhone 6sを使ってバッテリー交換前と後でどれだけ動作が変わるか比較する動画が公開されていたのでご紹介いたします。

 

動画ではsafariでwebページを開いたり、アプリを順番に起動したりする合計時間を計測。左が交換前、右が交換後のiPhoneになっております。

Photo by YouTube

人が操作しているので若干タイムラグはあるものの、まずはSafariでwebサイトの表示を試しているのですが、ここではほとんど変わらないような感じ。

Photo by YouTube

続けてGoogleマップなどを開いていきますが、ここでも見ている限り目に見えて交換前の端末が遅いという感じはありません。

Photo by YouTube

ただ動画を見て頂くと分かるのですが、手作業で検証していることもありアプリを起動するタイミングが合っておらず違いが分かりにくいんですよね。

それを検証されている方も感じたのか、途中で操作が先行していた交換後のiPhoneの動画をストップして、ほぼ同時にアプリの起動をしてみると…

Photo by YouTube

スプラッシュ画面まではほぼ一緒。

Photo by YouTube

さらにアプリが読み込まれたところで差が出てきて、交換後のiPhoneのほうが少し早く画像などの表示を完了しました。

Photo by YouTube

やはり多少は交換することで、動作速度に影響が出ているのは間違いなさそう。

その後、ほぼ同じタイミングで他のアプリを起動していくのですが、どれも交換後のiPhoneのほうが少し早く表示を完了していましたよ。

Photo by YouTube

最後に『Geekbench』を実行して、フィニッシュ。最終的には同じ操作を完了するまでに掛かった時間は、交換前「5分45秒」に対して、交換後「4分33秒」と1分以上も差がでる結果に。

Photo by YouTube

1個1個ではそこまで違いはでないものの、こうやって比較して積み上げてみると結構な違いがあるんですね。いやいや、これは驚き。

また最後に実行したベンチマークテストでも交換前「2485」に対して、交換後は「4412」となっており、圧倒的な違いとなっております。

Photo by YouTube

結局、ベンチマークの数値はあくまで数字だけでしかなく体感的にはそんな変わらないだろうと思っていたんですが、今回の動画を見る限りバッテリー交換で多少は快適になったと感じられるんじゃないでしょうか。

これなら確かに、バッテリー交換したほうが良いという話になるのも納得ですよね。

それにしてもどれだけの人が体感的にiOS 10.2.1リリース直後で遅くなったと気付いたか分かりませんが、後から実はこうだったと分かってAppleを叩くのはどうなのかなーと正直思います。

確かに当時公表しなかったとはいえ、iPhoneの安定性を優先した処理であるのは事実でそれによって不用意なシャットダウンが減っているなら、誰も不幸になっていない気がするんですけどね。

実際の違いを見たい方はぜひ、動画をご覧下さい。

 

ライターのひとこと

iOS 11.3ではバッテリー劣化による性能抑制をオンオフできるようにはなりますが、オフにしたらしたで不安定になった!ってまた言い出しそう…


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