「コロコロコミック3月号」販売中止に…。チンギス・ハーン炎上で小学館が謝罪

子どもの頃、読んでいた方も多いのではないでしょうか。コロコロコミック懐かしー!でも今回は、ちょっと問題が起こりました。
小学館の「コロコロコミック3月号」が、マンガの内容が問題で発売中止になったとのこと。経緯を簡単にご説明しますね。
チンギス・ハーンの表現が問題に
問題となったのは、2月15日に発売された小学館の月刊誌「コロコロコミック3月号」。
コロコロコミックは小学生向けのマンガ雑誌で、「ドラえもん」や「爆走兄弟レッツ&ゴー!!」、「スーパーマリオくん(現在も連載中)」などを送り出してきました。
その「コロコロコミック3月号」内のギャグマンガ『やりすぎ!!! イタズラくん』に記載されたチンギス・ハーンについて不適切な描写があったとのこと。
何でもチンギス・ハーンを「チンチン」と表現したり、男性器を模したイラストを掲載したそうです。これに食いついたのがモンゴル出身の元横綱、朝青龍さん。
小学生なら喜びそうなギャグかもしれませんが、自国の英雄を侮辱的に扱われたのですから怒りも当然かもしれません。
朝青龍さんはモンゴルの英雄「チンギス・ハーン」を侮辱的に扱われたとして、怒りの内容をTwitterに投稿(現在は削除済み)。
さらに駐日モンゴル大使館も公式Facebookに抗議文を掲載するという騒動に発展していきました。
これらを受け、本日小学館は「コロコロコミック3月号」の発売中止を発表しました。マンガには表現の自由があるものの…、このあたりは難しい判断ですね。
小学館は、コロコロコミック公式サイトに謝罪文を掲載。すでに購入した人が返品を希望する場合は、払い戻しを行うとも発表しています。

参考:コロコロ公式サイト
ちなみに…、もう手に入らなくなった「コロコロコミック3月号」は、メルカリで転売が始まっていたり。
530円(税込み)のところ、早くも1,000円を超える値段がついていました。か、買う人いるのだろうか…。
小学生に人気のマンガ雑誌コロコロコミック。みなさんは読まれていましたか?僕は毎月お小遣いを貯めて買っていたのを覚えています。
来月号からはまた無事に続いていくといいですね…。