小学生の85%が「公衆電話」を知らない!最後に公衆電話を使ったのっていつ?

携帯電話が普及する前、外出した時の連絡手段と言えばもっぱら公衆電話でしたよね。
世代によっては「ポケベルのおかげで公衆電話のボタンをものすごいスピードで正確に押せる」という方もいるのでは?w
しかしその公衆電話、今の小学生の85%が知らないそうなんです…。みなさんが最後に公衆電話を使ったのはいつですか?
小学生は知らない公衆電話
NTT東日本は昨年12月、インターネット調査を実施。すると小学生の85%が「公衆電話を使ったことがない」という結果になったそうです。
本来、電気通信事業法では
- 市街地:500m四方
- それ以外(世帯や事業所が存在する地域):1km四方
に1台の公衆電話の設置が義務付けられていますが、みなさんご存知の通り携帯電話の普及によって撤去され始めました。
2000年には日本全国に70万台以上ありましたが、2017年3月末時点では16万台ほどに。これだと小学生が知らない・使ったことがないというのも頷けますよね…。
しかし例えば災害時など、携帯電話(スマホ)では発信が殺到して回線が急激に混み合うと通信規制されてしまいますが、公衆電話は比較的繋がりやすかったり、停電時でも利用できるというメリットがあります。
そのため、NTT東日本は
- 受話器を取る
- お金かテレホンカードを入れる
- 電話番号を押して話す
という公衆電話の使い方をポスターにし、希望する学校に配布する予定なのだとか。
ある程度大人になってから携帯電話が登場した世代からすると、公衆電話の使い方すら知らないってマジかよ…なんて思ってしまいますがw、みなさんが最後に公衆電話を使ったのっていつですか?
参考:日本経済新聞