その発想は無かった!究極にスマートなスマホ『Light Phone 2』とは
多様化し巨大化し続けるスマートフォン、iPhoneも初期はそれほど多くの機能を持ち合わせてはいなかったのですが、アプリのダウンロードシステムやソフト&ハードのアップデートでなんでもできるスマホに進化しました。
そんな時代の流れとは逆に、「スマート過ぎるスマートフォン」が登場していたので、ご紹介させていただきます。
ミニマリスト用スマホ
多様化するスマホにとって「新機能」や「できる事の数」はステータスであり、そのまま人気に繋がる要素でもありますね。
その一方で、なんでもできるスマホのせいで多くの時間をスマホに費やし、例えば家族との大切な時間や会話の減少、あるいは健康被害などが訴えられています。
今回ご紹介する『Light Phone 2』は、ミニマリスト(必要最低限派)向けの「スマート過ぎるスマートフォン」で、極限までそぎ落とされた機能や見た目が注目を集めました。
「スマホ」といえば「なんでもできる」製品を連想するのですが、『Light Phone 2』に確実に搭載される機能は下記の通り。
- 電話
- テキストメッセージ
- 電話帳
- アラーム
- 音楽再生
まるで初代iPhoneを思わせる機能の削ぎっぷりです。
「スマート」なのは機能だけではなく、その外観とタッチパネルの発想にも見られます。
一見すると「白」or「黒」のただの板キレなのですが、その表面には書籍用Kindleに搭載されている「E-Inkタッチディスプレイ」が搭載されており、下記画像のように魔法のような表示を可能に。
これによりスマホでは考えられないような省エネを実現、500mAhという小さ過ぎるバッテリーで5日間の連続待機or5時間の通話を実現しています。
『Light Phone 2』はクラウドファウンディングサイト「INDIEGOGO」で200%以上の出資を集め、定価400ドル(約4万2千円)にて2019年4月の発売を目標に開発を進められてるようで、詳細情報は下記リンクから確認することができます。
まとめ
他にも下記機能の追加が予定されており、SIMフリー端末なので日本での使用も可能(nano SIM)、日本で購入する場合は450ドル(約4万7千円)送料込みで取り寄せることができるそうです。
- ナビゲーション
- プレイリスト
- 天気
- ボイスコマンド
- 設定
SNSや各種アプリをインストールさせないミニマリスト向けスマホ、筆者はちょっと手に入れて見たいと思っています。