メルカリさんノリノリですな!新入社員も「実力次第で年収100万円以上の上乗せ」が可能

今月1日、2019年に卒業する大学生を対象にした就職に関する会社説明会の開催などが解禁。いわゆる「就活」がスタートしました。
アベノミクスにより就職率も上がっており、中でもIT業界は優秀な人材を確保するための競争が激しさを増しているんだとか。
そんな中あのメルカリが「初任給を一律にせず、能力に応じて差をつける給与制度を導入する」と話題になっていますよ!
新入社員も実力主義
現金の出品だったり、ハレノヒ被害者のものらしき振り袖が出品されたり、個人情報を知るための手段として使われたりなどと、色々と話題に上ることが多い「メルカリ」。
それだけ多くの人が利用している人気サービスなわけで、要らなくなったものはまずメルカリへ。買おうと思っているものもまずはメルカリで検索…という方も多いのではないでしょうか?
アプリダウンロード数は日本国内だけで6,000万(世界累計で1億)を突破したらしく…今年6月にも上場するのでは?とも噂されるほど、今まさにノリにノッている企業となっています。
さてそんなメルカリは優秀な人材を確保するため、これまでの日本企業ではあまり考えられなかった給与制度を今年4月から導入するそうで…。
それが「大学での研究や学外活動等の成果、入社前のインターンシップでの仕事ぶりによって初任給を決定する」というもの。
評価が高い学生には上限を設けず(!)に給与を引き上げ、年間で100万円以上も上乗せされる可能性があるとのことですよ。すげぇ…。
また、内定を受けた学生がITのスキルアップのため海外留学する費用もメルカリが負担するそう。神かな?
今年4月から入社する学生は「個人として正当に評価されることは働きやすい環境。モチベーションも上がる」と話します。
その企業に入社できる人たち=企業が求める一定の能力の持ち主とは言え、それぞれ差はありますし…そこを正当に評価してもらえるとなれば嬉しいですよねぇ。
ちなみに大手IT企業サイバーエージェントもすでに一律の初任給制度の廃止、能力に応じた給与体系を導入しており、最低年俸は450万円、高度技術を持つ学生には720万円以上の年俸を提示しているそうです。
優秀な人材の争奪戦を繰り広げるIT業界。実力主義の給与体系はこの先広がっていくのでしょうか?