Apple Storeへの営業妨害が「合法」?裁判所が出した信じられない判決の理由とは

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by HikaruSano

ここ最近あまり良い話題が出てこないApple、税金の問題やバッテリー関連の問題など世界中で度々取り上げられていますね。

そんなAppleへ納税を促す抗議活動が昨年行われ、Appleはコレを「営業妨害」として訴えを起こしたのですが、なんと敗訴してしまったんです…。

平和的抗議活動…?

昨年11月からフランスの活動家団体「Attac」は、フランス全土のApple Storeへ抗議活動を行なっており、その営業妨害とも取れる行いからAppleは「顧客や従業員を危険に晒す行為」として訴訟していました。

抗議活動の様子は下記動画の冒頭で確認できるのですが、およそ100人がApple Storeに押しかけ、プラカードを持って隊列を組んでStore内を移動、中心人物がマイクを使って何やら呼びかけている様子が見られます。

世界中のメディアでもこの動画が取り上げられ、いずれも「営業妨害」かそれに準ずる表現がされていた通り、誰が見ても「営業妨害」なのは明らかでしょう。

しかしパリの裁判所が下した判決はAppleの敗訴、つまり「Attac」の抗議活動は「営業妨害」ではなく「平和的抗議活動」である、と一国の司法が公に認めた事となります。

元々Appleの訴えは「顧客や従業員を危険に晒す行為」の禁止を求めるものでしたが、裁判所はこれを「差し迫った損害などは見受けられない」とし、「Attac」が裁判に参加するために必要とした費用2,000ユーロ(約26万円)の支払いをAppleへ命じました。

確かに現状これらの行為で、例えば従業員や来店客らが怪我を負ったといった事実はないのですが、「実害が発生していないなら大丈夫」という裁判所の判断には疑問を禁じえません

この判決を受け「Attac」は、夏前にも大規模なAppleの抗議活動を行うと表明しており、彼らの抗議活動はますます加熱していく事が考えられます。

フランス人の企業に対する姿勢は世界的にも特徴のあるものなのですが、これらの行為を許すことは他の問題へ発展する可能性がありますね…。

まとめ

フランスでは大規模ストライキが割と日常的に行われており、停電やら電車が走っていないという事はまぁまぁあるそうで、企業と人間の立場が対等ではない事が伺えます。

彼らの行動が筆者の目にはどうしても「平和的抗議活動」には見えないのですが、もし日常的にこういった抗議活動が行われるようになるのであれば、AppleがStoreをフランスから引き上げる可能性さえ出てくるでしょう。

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 ソフトバンク民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:9TO5Mac

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