肌に貼れるディスプレイを東大研究チームが披露!腕でスマホを見る時代が来るかも?
ココ20年ほどで信じられないほど進化しているディスプレイ、以前は大型の箱状だったモノが、現在は縁の無い板状のモノにまで進化していますね。
その進化はスマホなどが生まれる要因にもなったのですが、東大では新しい技術として「肌に貼れるディスプレイ」を開発したそうです。
主に医療分野で活躍か
ディスプレイと言われてまず思い浮かべるのはテレビですが、我々により身近なもので言うなら、スマホがまさに最新のディスプレイ技術を使った製品と言えるでしょう。
小型化や省エネ化、密度の変化などによってスマホのような小さな機器に、以前では考えられないほど綺麗なディスプレイを採用するに至っています。
こうした表示技術の進歩が「スマホの次の製品」を生み出すと言われており、今の所ARメガネなどがその最有力候補を言われていますが、もしかしたらもっと違う製品になるかも知れません。
先日、東京大学の染谷隆夫教授ら研究チームが公開したのは、なんと「肌に貼れるディスプレイ」だったのです。
「肌に貼れる」というのは思っているよりも簡単な事ではなく、わかりやすい例で「大きめの絆創膏はいつの間にか剥がれてしまう」事を考えれば、ディスプレイのような電子機器が肌に貼れるというのはなかなか画期的な技術と言えるでしょう。
実際に公開されたディスプレイは、伸縮性のある薄いゴムシートにLEDを384個載せたもので、1万回伸縮するテストでも壊れずに動作したそうです。
染谷教授は「スマートフォンやタブレットの代わりに情報を表示するような使い方もできる」と話しており、特に医療分野での応用を目指しているとの事。
現状まだまだ課題は多いそうですが、早ければ3年後に数万円台の商品としてリリースをしたいと話しているそうです。
まとめ
現在のスマホのようなディスプレイではなのですが、この技術が足がかりになり、スマホと同じ解像度や操作感のある「肌に貼るスマホ」が開発されるかも知れませんね。
今しばらくスマホに取って代わる製品は出てきそうにないですが、こうした新しい技術が未来の端末技術に繋がっていくと考えると、結構わくわくするものです。