Facebookの2段階認証はスパムだった…?返信すると誤爆投稿に

今や世界でも有数のSNSとなったFacebook、著名人らも利用している事からハッカーの的になる事も多く、ユーザには乗っ取り防止の2段階認証を奨められていますね。
ところが最近、この2段階認証そのものがスパムと化している、という何とも不穏な噂があるんです。
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原因はSMS認証
多くのSNSやWebサービスで取り入れられている2段階認証、電話やSMSを使うもの、ワンタイムパスワードを利用するものなど様々ですね。
Facebookもそんな2段階認証を取り入れているサービスの1つなのですが、Twitterなどで「Facebookの2段階認証がスパムになっている」なんて話がある模様。
So I signed up for 2 factor auth on Facebook and they used it as an opportunity to spam me notifications. Then they posted my replies on my wall. 🤦♂️ pic.twitter.com/Fy44b07wNg
— Gabriel Lewis 🦆 (@Gabriel__Lewis) 2018年2月12日
@Gabriel__Lewisさんのツイートによれば、Facebookの2段階認証でパスワードを送ってくるSMSから、スパムのごとくFacebookへの投稿を促すメッセージが来るとの事。
彼はその番号にSMSで、「やめてください」「テキストを送ってこないでください」と返信したのですが、なんとそのメッセージがそのままFacebookに投稿されてしまったんです。
おそらくコレは、Facebookの(一応)便利機能である「SMS投稿機能」が関係していると思われ、2段階認証のパスワードを送って来る番号がその窓口になっていたのでしょう。
彼はFacebookに文句を言ったハズなのに、結果的にはFacebookで友人全体に「やめてください」「テキストを送ってこないでください」と発言した事になってしまいました。
正直Facebookの仕組み上防ぎようがない現象なので、もしiPhoneで利用している場合は該当SMSスレッドを左にスワイプし、「通知を非表示」で対応するくらいしかないでしょう。
Facebook側が投稿を促す連絡をするのは分からなくもないですが、スパムと思われる頻度で連絡をしてくるのはどうかと思いますね…。
まとめ
最終手段で2段階認証自体を切ってしまうという手も無くは無いですが、普通にセキュリティレベルが下がるのでココは我慢するしかないでしょう。
ちなみに彼がこの現象に気づいたのは、職場の上司から「Facebook乗っ取られたの?」と聞かれて自分のページを見たから、だそうです。