警視庁が提唱するサイバーセキュリティのポイント「タ」「イ」「セ」「ツ」とは?

いまやスマホが常に手許にあり手軽にインターネットに繋がる反面、増えたのがweb経由のウイルス感染や詐欺被害ですが、警視庁が抑えるべき4つのポイントを提唱しています。
最低限抑えておきたいサイバーセキュリティのポイント
防災訓練の際に非難における大事なポイントをあいうえお作文的に、「お」「は」「し」なんていう風に先生に言われたことってありますよね。
地域や世代で多少内容は異なるとはおもいますが、私の場合は「お(押さない)」「は(走らない)」「し(しべらない)」なんて具合でした。
これのサイバーセキュリティー版ともいえるものを、キャンペーンの一環として警視庁が提唱しているので、ご紹介したいと思います。
それがこちら!
【バレンタイン・キャンペーン①】
— 警視庁サイバーセキュリティ対策本部 (@MPD_cybersec) 2018年2月12日
本日2月13日(火)午後2時から東京駅東側(八重洲口)にあります八重洲地下街メインアベニューにおいて、バレンタイン・サイバーセキュリティキャンペーンを行います。https://t.co/L1ZGLHBMfm pic.twitter.com/Kn2gTrqMyc
インターネットを介したウイルスやフィッシング詐欺などに遭わないようにするための大事なポイントをまとめたものなのですが、画像から抜粋すると…
「タ」:ダウンロードは慎重に
スマホではあまりないかもしれませんが、便利そうなソフトだなーってパソコンにダウンロードした結果、実はウイルスが仕込まれていた…なんてことよく聞きますよね。
「イ」:いますぐアップデート
はい、これはスマホでもあてハマる内容。様々な脆弱性に対応する為に日々アップデートされるiOSはやはり常に最新にアップデートしておくのが安心ですよね。
いやまあ、最新版にしたら不具合が…なんてこともない訳ではないので、リリースされて様子を見たら早めにやっておいたほうが安心。
「セ」: セキュリティソフトを導入しよう

画像はシマンテック社
iOSの場合ではこれは難しいですが、家で使ってるパソコンにはセキュリティソフトは入れておきたいところ。
無料のものから有料なものまで様々ありますが、リアルタイム検出をオンにしておけば思わぬところで助かる場面もありますよ。
「ツ」:パスワードは使い分けよう
はいーこれはもう口すっぱくいわれていること。パスワードを使い回していると、1つのアカウント流出がきっかけで他のサービスも被害に遭う可能性が跳ね上がります。
パスワードは複雑にしてサイト毎に使い分けるのが最適で、当然覚えるのは無理なのでパスワード管理アプリを併用すれば完璧です。
まとめ:当たり前のことを当たり前に実施する
はい、という訳でこれがサイバーセキュリティー対策における4つの「タ」「イ」「セ」「ツ」なのですが、どれもこれもよく言われる当たり前のことなんですよね。
でもそれをわざわざ言うということは、実践できていない人がそれだけ多いとも言えます。
自分が被害に遭うわけがない…と思ってる人ほど、被害に遭うと「まさか自分がやられるとは…」なんて言うんですよね。
何事も起きる前に予防するのが一番なので、まずは基本の「タ」「イ」「セ」「ツ」から実践してみてはいかがでしょうか。