「マナー」はあの人たちによって新しく作られている?とあるツイートが話題に

日本人はマナーがいいと良く耳にしますが、特にビジネス上においては「う〜ん、それって必要?」なんて思うマナーも意外と多くありますよね…(苦笑)
そんなマナーが、実は”あの人たち”によって新しく作られているのでは?というツイートが話題になっています。
新しく作られているかもしれない「マナー」
Wikipediaによると「マナー」とは行儀・作法のこと。
一言でマナーと言っても、ナイフとフォークの持ち方などのテーブルマナーだったり、静かな場所で携帯電話の音をマナーモードにしておく公共の場でのマナー等、多岐に渡りますよね。
その中でも一番種類が多く、理解に苦しむものも多いのがビジネスマナーではないでしょうか?
そんなビジネスマナーについて、アイザック(@Isaacsaso)さんのツイートが話題になっています。それがこちら⇓
マナー講師という職業が食っていけるには「普通の人は知らないマナーがある」という必要がある
— アイザック (@Isaacsaso) 2018年2月11日
なのでマナー講師には「普通の人は知らないマナー」を新たに発明する強い動機があるですよ
「了解しました」は失礼。「偉い順にCCを入力」などは絶対このパターンで発明された「新マナー」の類い
たしかに多くの企業が「マナー講師によるマナー講習」を実施していて、その講習では「そんなの常識でしょ」というものよりも「へ〜知らなかったな」というマナーが多く紹介されますよね。
そして「知らなかったな」と思わせるために新しくマナーが作られているんじゃないか?という…思わず納得してしまいましたw
Twitterでも同意する意見が多く見られましたよ。
その通りだと思います。。日本は同調力が強いのが相まって、変なものがどんどん加速して形成されてしまって、私はそういうの苦手で、でも不当な低評価を付けられないようにはしたいですが、非常に窮屈に感じます。でも何もないところから新たな価値を生み出すクリエイティブな事だとは思います。
— ふぅたろぉ (@futaro_eng) 2018年2月11日
ご苦労様が失礼ってのもコレですよね。高倉健の映画でお勤めの契機終えた兄貴に若衆がご苦労様でござんすって言ってたから。欠礼なら指詰め事になる
— BATTCHI (@BATTCHI_mp) 2018年2月11日
激しく納得。
— 村上暢 (@murakam27514147) 2018年2月11日
そもそも、行為をする側と受ける側の双方が知らなければマナー違反は成立しない。「普通の人は知らないマナー」には存在する意味がない。
ちなみにツイートでは、
- 了解しましたは失礼、承知しましたが正しい
- メールでは部長→課長→係長など、偉い順にCCを入力する
が「作られたもの」と言われていますが、確かにどちらもここ10年ほどで聞くようになったマナーのような気がします。
さらに先日は、テレビ番組が「祝い事のお返しに緑茶を贈るのは、葬式を連想させるからマナー違反」と放送。その後、老舗茶屋がTwitterで「そんなことはない」と反論し、物議を醸しました。
昨夜テレビバラエティー番組で、お祝いのお返しに緑茶は駄目で紅茶はOKなどということをマナーとしてご紹介されました。その理由は緑茶は葬式を連想させるとのことでした。しかしながら、お祝いに、お祝いのお返しにも、緑茶が使われてきた理由もご理解いただければ幸いです。 pic.twitter.com/fsDULJwV2Z
— お茶の川村園@お茶は縁起物だー (@ochakawamuraen) 2018年1月17日
マナーは礼儀・作法のこととするならば、これらは「行き過ぎ」と言われてもおかしくないのかなぁと思いますね…。