品質の悪いモバイルバッテリーは駆逐!経産省がPSEマーク取得を義務付け

スマホユーザーの必需品となったモバイルバッテリー。
種類豊富ですが「どれを選んだらいいか分からない」「とりあえず安いやつを買ったらすぐに壊れた」なんて経験をした方ももしかしたらいらっしゃるかもしれません。
しかし今後は品質の良いモバイルバッテリーのみが販売されることとなります。これで安心して購入できそうですね!
経産省がモバイルバッテリーのPSEマーク取得を義務付け
最近「モバイルバッテリーが発火した」という事故を良く聞く気がしますが、経済産業省はこういった事態を重く見たのか、モバイルバッテリーを「電気用品安全法」の規制対象にすることを決定しました。
実はモバイルバッテリーの中に入っている「リチウムイオンバッテリー」はすでに規制対象となっていたのですが、モバイルバッテリーそのものは対象外となっていたそうで…今回ようやくといったところですね。
製品事故に関する情報収集や調査・原因究明を行う独立行政法人「nite(ナイト)」によれば、2014年から2017年8月までに発生したリチウムイオンバッテリーによる事故は全部で335件。
そしてその335件の内訳は、
- スマホ:77件
- モバイルバッテリー:131件
- ノートパソコン:127件
と、モバイルバッテリーが一番多いのだとか。規制対象になるのも頷けますね…。
ちなみに今後約1年間は準備期間で、技術基準等を満たしたモバイルバッテリー以外の製造・輸入・販売ができなくなるのは来年2月1日以降となっているのでご注意ください。
いくら安くても質が悪いものだったら意味がないですし、なにより安全に使えるようになるというのは消費者にとって有り難いですね!