MVNO界隈に新たな動き…「LINEモバイル」と「ソフトバンク」が戦略的提携で合意

昨年9月にはFREETELのMVNO事業を楽天が買収しMVNOも再編の波か…なんて言われていましたが、予想外の組み合わせな提携が発表されましたよ。
楽天の第4のキャリア参入を意識した動きか
本日「LINEモバイル」は、「ソフトバンク」と戦略的提携を進めることに基本合意に至ったと発表しました。
はい、もう色々はてなが飛び交いまくりですよね?
両社がそれぞれ出しているプレスリリースを読むと、「LINEモバイル」のMVNO事業においてさらなる成長を目的とした提携のようなのですが…
この合意により、LINEモバイルはLINEとソフトバンクの傘下のもと事業を推進していくこととなり、MVNO事業推進における業務提携するとのこと。
しかも出資比率はLINE49%、ソフトバンク51%となる予定だそう。あれ?ソフトバンクが過半数以上を持つということは議決権まであるってことじゃ…。
もう色々疑問があるのですが、そもそもソフトバンクは自社でMVNOとの競合ともなるY!mobile(ワイモバイル)を抱えていますし、
かたやLINEモバイルは現在ドコモ回線を使って、MNVNO事業を運営しているんですよね。
その2社が
今回のパートナーシップにより、両社の強みを持ち寄り、サービスの更なる成長・拡大を図ります。
引用元:LINE Corporation
と言っていても、いまいちピンと来ないんですよね。
じゃあどうなるの?ってところなのですが、具体的な提携における取り組み内容に関しては今後の協議により決定されていくとのこと。
LINEモバイル側としては、ソフトバンク回線を利用したプランを追加して安いプランを出すことが考えられそうですし、
ソフトバンク側が提携のメリットを生かすとしたら、LINEアプリ内にソフトバンクもしくはYahoo!サービス関連を出すとか…。
利用者側からのメリットがまだ見えてこない今回の提携発表ですが、楽天が第4のキャリアとして参入を発表したりしていますし、今年はこの界隈色々と大きく動きそうですね。