iOS12リリース時の新機能は控えめに!?パフォーマンスと品質改善に注力

iOSと言えば毎年メジャーアップデートが行われ新機能を楽しみにしている人もいると思いますが、どうやら今年はあまり大きな変化はなさそうです。
パフォーマンスと品質改善を優先し一部の新機能は2019年に先送り
Appleの開発者ページにて公開されているバージョン別のシェアを見ると、2018年1月現在のものでiOS 11は約65%。
どうしてもメジャーアップデートとなると不具合が多く出がちで、いまだにiOS 10で様子見という方もいますよね。
毎年何かしら大きい不具合が出て騒ぎになる訳ですが、とりわけiOS 11の場合はなぜこんな不具合が?というものも多く、キーボードで「I」を入力できないなんてのもありましたよね。
また突然再起動を繰り返す不具合なんてのもあったり、
昨年末からはバッテリーが劣化している場合に安定性を優先されるために処理能力をセーブしていたことが発覚して騒ぎになったのは記憶に新しいところ。
実際にはiOS 10.2.1からだった訳ですが、騒ぎはだんだん大きくなり結果的にはAppleが謝罪するとともにバッテリー交換費を値下げして対応することとなりました。
そのようなこともあったのかAxiosによると、iOS 12に関しては新機能の一部は先送りし、「iPhoneのパフォーマンス向上とカスタマーサポートが必要な問題を減らすことを優先する」とApple社内で通達されたそうなんです。
確かにiOS 11ではApple大丈夫かな?って思ってしまうような不具合も色々あっただけに、安定性などを優先してくれるのはありがたい話。
先送りされるとみられている機能は、以下とのこと。
- ホーム画面や運転時のインターフェースの刷新
- 『メール』などの主要アプリの改善
- 写真の撮影・編集、共有機能の更新
引き続きリリースに向けて開発が進められるのは「AR」「ヘルスケア」「ペアレンタルコントロール」機能とのことで、これだけ見るとリリース時に即アップデートしようと思える機能はちょっと少ないのが残念ではあります。
ちなみにmacOSの次期バージョンと言われるmacOS10.14も同様の対応となるそうで、気になる、記になる…によれば、過去には「iOS 9」「macOS10.11」が同じくパフォーマンスと品質改善を重視したアップデートだったそうです。