数々の予想を的中させている海外アナリスト「iPhone SEはマイナーアップデートに留まる」と予測

先日今年の5-6月には次期iPhone SEが発売されるのではないかとお伝えしましたが、どうやらその内容はマイナーアップデートに留まり可能性が大きいようです。
理由はAppelのリソース配分と指摘
昨日も次期iPhoneのバッテリーの容量が増えると予測しているとご紹介したのが、KGI証券のミンチー・クオ氏。

Photo by iFixit
iPhone Xにおいても発売時期やTouch IDの廃止なども的中させているだけに、彼の予測には注目が集まります。
そんな彼が異議を唱えているのは次期iPhone SEのスペックに関する噂。
今のところ噂ではスペックアップだけでなくワイヤレス充電に対応し、外観はiPhone 4/4sのようになるのではないかといわれているんですよね
これに対してミンチー・クオ氏は、今年発表されるとする次期iPhone 3モデルに開発リソースを割いており、次期iPhone SEを開発する余力がないと予測。
仮に次期iPhone SEが発売されるとしても、外観にはほとんど変化がなく内部のプロセッサの変更のみに留まるだろうとしています。
つまり昨年iPhone SEが3月にこっそりストレージ容量を16GB/16GBから32GB/128GBにスペックを変更したように、CPUなどのマイナーアップデートがされる可能性が高いということですね。
iPhone SEはその4インチのサイズが魅力という人も多く、それでも現行のiOS 11や今年出るであろうiOS 12が快適に動作するマイナーアップデートならそれはそれでうれしい変更ではあります。
ただ思うに、噂される今年の次期iPhoneシリーズの1つには、スペックを抑えた廉価版と言われる液晶モデルの話もあり、実質的にiPhone SEの後継はこっちになるんじゃないかなと。

Photo by KGI Securities via MacRumors
iPhone SEの魅力はスペック以上に4インチのサイズ感ではありますが、Androidでは液晶サイズも大きくコスパのよい機種も多く出ていますし、ここに対抗していくとするなら充分あり得ると思うんですよ。
もちろんiPhone SEはインドに工場も作りましたし、新興国向けの端末としては出し続けるとは思うのですが、メジャーアップデートを望むのは難しいかもしれないですね。