警視庁とLINEがタッグ!子どものネット被害防止で協力するらしいけど…

警視庁とメッセージアプリ『LINE』が、ネット上で子どもが犯罪やトラブルに巻き込まれないよう「被害の防止」や「啓発活動」で協力することが分かりました。
これによってトラブルが減るといいな…と思いつつ、いじめだったり見ず知らずの人と気軽に繋がれるという側面もあるLINE、そちらの対応についても気になるところです。
子どもを犯罪やトラブルから守る
今月27日、警視庁とLINEは「子どものネット犯罪被害防止や啓発活動で協力する」という覚書を締結。具体的には今年4月1日以降、小中高生を対象とした講習会を合同で開催するそうですよ。
講習会は、警視庁がサイバー犯罪の実例を交えながらネット利用の危険性を説明したり、LINEがSNSを利用する際の注意点をゲーム形式で紹介したり…といった内容とのこと。
子どももスマホやPCを使う今、もちろんこういった取り組みは大事ですし効果もあることと思います。
しかしそれと同時に「LINEいじめ」という言葉も定着するほど、LINEでは仲間はずれだったり誹謗中傷したりといったいじめ行為があるのも事実。
さらにIDさえ分かれば見ず知らずの他人と簡単に繋がることも可能です。
保護者が子どもにネットを使わせる前にちゃんと説明することが一番大事だとは思いますが、日本で一番使われているメッセージアプリのLINEだからこそ、そういった点への対策もさらに進めて欲しいところですね。
参考:日本経済新聞