iPhone 8/8 Plusの後継機、ジャパンディスプレイが開発した新型ディスプレイが搭載か
OLED(有機EL)が主流となりつつあるスマートフォンのディスプレイですが、次期iPhoneの一部機種には、日本企業である「ジャパンディスプレイ」が開発した新型液晶パネルが搭載されるとの情報が入ってきました!
実は現行のiPhone 8/8 Plusもジャパンディスプレイがパネルを製造しているので、今回の新型液晶はその後継機種に採用される模様。
では一体どのようなパネルなのか、詳しく見ていきましょう!
ベゼルを極限まで細くした液晶パネル「FULL ACTIVE」
時事通信社の報道によると次期iPhoneの一部機種では、ソニー・東芝・日立製作所のディスプレイ事業を統合した会社ジャパンディスプレイが開発した新型液晶パネル「FULL ACTIVE」が搭載されるとしています。
この新型液晶パネルは、ディスプレイ面の外枠であるベゼル幅が細い事が特徴で、すでに幾つかの他社製機種に搭載されています。
2017年モデルであるiPhone Xでは有機ELを搭載してほぼ全面がディスプレイとなっていますが、この「全面ディスプレイ」を「有機EL」よりも安価な「液晶」で実現した事が採用のきっかけとなったようです。
現段階で液晶パネルを採用しているのはiPhone 8/8 Plusなので、その後継機種に新開発の「FULL ACTIVE」が搭載されるとしています。
ということは、以前から言われている通り全ての機種で全面ディスプレイとなりホームボタンが無くなる可能性が高いですが、個人的にはホームボタンが好きなので残念という気持ちも…。
ちなみにジャパンディスプレイでは「FULL ACTIVE」だけでなく、基盤に柔軟なプラスチック素材を用いる事でディスプレイを曲げられるようにした「FULL ACTIVE FLEX」も開発中とのこと。
もしこちらが採用されれば、iPhoneを落としてしまっても「画面が表示されない」などの破損がかなり少なくなるのでありがたいですね!
以上、次期iPhoneの一部機種に搭載される見通しとなった新型液晶パネルについて紹介しました。
やはりこの流れだと次期iPhoneでは全てのモデルでホームボタンが無くなりそうですね!