Twitterで人気の匿名質問サービス「Peing」、30万件の質問が自作自演と判明 ※追記あり

昨年リリースされてから瞬く間に広まったTwitter上での匿名質問サービス「Peing」ですが、実は結構な数の自作自演の質問が含まれていたことが運営の発表で分かってしまいました。
これは恥ずかしいぞw
「自作自演」ではなく「自問自答」
昨年2017年11月のリリースから瞬く間に広まり人気なのが、Twitterから匿名で質問ができるサービス「Peing(ペイング) – 質問箱」。
どんなサービスなのかご存じのない方に、ざっくりどんなものか説明すると「Peing – 質問箱」はTwitter上で匿名の質問受け付けられるサービスとなっており、回答をこんな感じで投稿出来るサービスなんです。
ボクサーパンツ派です。 #peing #質問箱 https://t.co/h8uBJIukCi pic.twitter.com/YmA0BH4bOb
— ともぞう (@tomozo_1975) 2018年1月17日
質問をする側は匿名で送れますし、答える側も答えたい質問にだけ答えられるのでそれが受けたのか、「Peing – 質問箱」はリリースから1ヶ月で2億PVを達成。
しかもエンジニアさん1人で開発したサービスということで話題になった上に、リリース1ヶ月を待たずに「ヒカカク」などを運営するジラフに事業譲渡するというスピード買収もニュースになっていました。
さてそんな「Peing – 質問箱」なのですが、公式アカウントが投稿した内容が衝撃的だったんです。
それがこちら。
【お知らせ】サービス開始以来、Peing-質問箱-で回答された数が1000万を超えました!ちなみに累計で質問数は1400万件ありましたので、皆さんが質問に飢えていることがわかりました。なお、自作自演の質問が30万件ありました。相当飢えているようです。
— Peing-質問箱-(公式) (@Peing_net) 2018年1月16日
質問の累計が1400万ってすごいなーと思ったら、なんとそのうち30万件が自作自演ですって!?ww
自作自演…つまり自分で質問を送って、自分で質問に答えていたと。うん、ちょっとさみしいですね。
30万の自作自演質問は14万ユーザーがやっており、単純に計算すれば1人2質問は自分で送ってたことに。
【お知らせ】昨日30万もの自作自演による質問があったことをご報告しました。分析してみると自作自演をしていた人の数としては14万人以上でした。うち約120人が100問も自分に質問を送っていました。
— Peing-質問箱-(公式) (@Peing_net) 2018年1月17日
しかも1人で100回も自分に質問を送っていた人は120人もいたようで…うん、よっぽど誰も質問送ってくれなかったんだね。
とその後に、公式アカウントは「自作自演」という表現は誤認識だったと訂正。「自問自答」という表現が正しいそうです。確かに間違いではないw
【謝罪】自分で自分に質問する行為は「自作自演」ではなく、「自問自答」のために使っているという方もいらっしゃるようでした。誤認識でしたのでお詫び申し上げます。
— Peing-質問箱-(公式) (@Peing_net) 2018年1月17日
まー確かに芸能人とかある程度ネットで知名度が高い人であれば別ですけど、普通の人だとなかなか質問はこないですよね。そりゃ。
運営にも質問が来ないと苦情が来るらしいのですが、質問をもらえるようなツイートを心がけましょうですって。
質問箱を設置したのに質問が1つも来ないという苦情が届いておりますがフォロワー1000人いたとして必ずしも質問が来るわけではありません。質問を貰えるよう日頃から魅力的なツイッターを心掛けましょう。
— Peing-質問箱-(公式) (@Peing_net) 2018年1月10日
ということで、記事の為に質問箱を作ったのでもし、私ともぞうに質問がございましたらこちらからお願いいたします。
ともぞうの質問箱です https://t.co/NTs5OAI4sQ #質問箱 #peing
— ともぞう (@tomozo_1975) 2018年1月17日
回答はゆるゆると気が向いたらしますw
追記 2018.1.17 19:50
その後、「自問自答」に関する件でツッコミが多かったようで改めて、謝罪のうえで「セルフ質問」機能が実装したそうです。
質問箱の自己質問の状況分析について、気を悪くされた方がいらしたようで誠に申し訳ございませんでした。運営側としまして、想定外の利用方法だったため興味深く拝見し、一つの社会事象として伝達させていただきました。しかしながら表現に不適切な部分がございました。重ねてお詫び申し上げます。
— Peing-質問箱-(公式) (@Peing_net) 2018年1月17日
今回セルフ質問として公式に存在を認定させていただきました。セルフ用の質問フォームとして自分のページでもフォームが表示されるように実装いたしました。
— Peing-質問箱-(公式) (@Peing_net) 2018年1月17日
いやーそういうことじゃないと思うんだけども…。