バッテリー交換は必要?不要?iPhoneの性能が低下しているか調べる方法

ようやく騒動が落ち着いてきたかに見えるiPhoneのバッテリー問題ですが、依頼が殺到しているのかすぐに交換できず、何ヶ月か待たなければならないモデルも出てきているようです。
さてそんなバッテリー問題に関連して今回は、自分のiPhoneの性能が低下しているのか調べられるアプリをご紹介します。
バッテリー交換は必要なのか必要でないのか、簡単に分かりますよ!
バッテリー交換依頼が殺到
かみあぷでは以前からご紹介している「iPhoneのバッテリー劣化に伴い、性能も低下する問題」(詳しくはこちら)。
現在Appleはバッテリー交換費用を値下げ(通常8,800円→3,200円)し、問題の対応にあたっています。
バッテリーの性能が80%未満でなくとも値下げ対象になる場合があることから、Apple Storeや正規サービスプロバイダには交換依頼が殺到しているようで、iPhoneのモデルによっては即交換が出来ない場合もあるそう。
MacRumorsによれば、アメリカでは特にiPhone 6 Plusのバッテリーが不足しており「交換は最短で3月下旬〜4月頃」と言われているんだとか…。
日本ではそこまで遅くなるとの報告はありませんが、Twitterを見る限り「在庫がない」と言われてしまったユーザーは少なくないようですね…。
iPhoneのバッテリー交換のやつ、在庫がないとかで予約しようと思ったらバッテリー診断受けな予約もさせてくれんらしい…
— とも (@6Jkgyhm) 2018年1月10日
iPhoneのバッテリー交換するから替えのガラスフィルム買ったけどバッテリーの在庫がないって言われて交換できなかったよね
— あるきめでお(EURO)_Ship10 (@EURO_BOSS) 2018年1月9日
バッテリー交換行ったらバッテリー自体の在庫がないと言われた
— ヤ マ 子 (@yko3838) 2018年1月11日
さてそんなバッテリー問題ですが、「自分のiPhoneのバッテリーも交換したい」と思っている方も多いと思います。
しかし交換はタダではなく、3,200円の費用がかかるわけで…交換の必要がないのに3,200円を払うのもバカバカしいですよね。
そこで今回は、自分のiPhoneの性能が本当に低下しているのか調べられるアプリをご紹介。
以前ご紹介したバッテリーの劣化具合を診断してくれる『Battery Care』も併用すれば、交換の必要があるのかないのか、簡単に分かりますよ!
性能が低下しているのか調べられるアプリ
使用するのは無料アプリの『Lirum デバイス 情報 Lite』。
起動したら左上のメニューから「This Device」へ。
「CPU」をタップするとこのような画面が表示されます。
注目すべきは、その中にある「CPU Actual Clock」と「CPU Maximum Clock」。
「CPU Actual Clock」はCPUの実際のクロック数で、「CPU Maximum Clock」はCPUの最大クロック数なのですが、性能が低下していない場合この2つの数値は同じになります。
しかしもし性能が低下している場合、「CPU Actual Clock」が「CPU Maximum Clock」よりも低い数値を示すんです。例えばこんな感じということですね⇓(イメージ画像です)
もしこの2つが違う数値を示していたら、バッテリー交換した方がいいでしょう。
また、もしこの2つが同じ数値を示している場合も、以前ご紹介した『Battery Care』でバッテリーの劣化具合を調べてみてください。
こちらでバッテリーが劣化していると分かった場合も、交換した方が安心してiPhoneを使えそうです。
いくら通常より安く交換できるとは言え、交換する必要がないiPhoneに3,200円かけるのは勿体無いですからね。
ぜひ『Lirum デバイス 情報 Lite』と『Battery Care』で交換が必要か確認してみてください!
※一部では「iPhone 6以降の端末を使っている希望者全員がバッテリーを3,200円で交換できる」と言われていますが、編集部がAppleサポートに確認をとった対象となる端末は、Apple Storeやテクニカルサポートで診断を実施した結果、バッテリーの機械的消耗があり、バッテリー交換が必要と判断されたiPhone 6以降の端末です。また『Lirum デバイス 情報 Lite』と『Battery Care』の診断結果は、Appleサポートの診断結果と異なる場合がある点、ご了承ください。