Apple StoreでiPhoneのバッテリーが発煙!スイスに続きスペインでも…原因は?

Apple Storeの店舗内で、iPhoneのバッテリーが発熱・発煙する事故が立て続けに発生。
現在バッテリー交換費用の値下げが行われているため、劣化したバッテリーが多くApple Storeに持ち込まれていることが原因と考えられます。
もしバッテリーを交換したい場合は必ずAppleや正規サービスプロバイダにお願いし、自分では絶対に交換しないようにしましょう!
iPhoneのバッテリー発煙騒ぎが立て続けに発生
現地時間1月9日午前10時すぎ、スイス・チューリッヒにあるApple StoreにてiPhoneのバッテリーが発煙し、スタッフや客合わせて約50名が避難する事故が発生しました。

チューリッヒのApple Store
報道によると発煙したのはiPhone 6s Plusに搭載されていたバッテリーで、スタッフがバッテリーを交換しようとしたところ何らかの理由により発熱・発煙。
警察や消防、救急が駆けつける騒ぎとなったようです。
バッテリーを交換しようとしていたスタッフが軽いヤケドを負い、煙を吸ったと思われるスタッフや客6名がその場で治療を受けたそうですが、入院するほどの重傷ではなかったとのこと。
火事にならなかったのは不幸中の幸いですね。なんせ警察が公開した発煙したバッテリーがこちらですから…⇓
もはや何がどうなっているのか…原型をとどめていません。
そして1月10日午後1時30分(現地時間)には、スペイン・バレンシアにあるApple Storeでも同様の事故が発生。
米メディア9to5Macによると、発煙により上層階は煙が充満しましたがスタッフが窓を開けて換気したため消防士は介入しなかったとのこと。
どのiPhoneのバッテリーが発煙したのかは分かっていませんが、幸いにも怪我人はいなかったようです。

バレンシアのApple Store
なぜ同じような事故が立て続けに発生してしまったのか、おそらくはバッテリー交換費用の値下げによって多くの交換作業が発生しているからだと考えられます。
リチウムイオンバッテリーは以前から言われている通り、高温状態になったり衝撃を与えると発熱・発煙するという特徴が。

イメージ画像
そしてApple Storeに持ち込まれている交換希望のiPhoneは何年か使用し劣化しているバッテリーでしょうから、少しの衝撃等で発熱・発煙してしまうのかもしれません。
現在、バッテリーの交換費用は8,800円から3,200円に値下げされています。
交換したい場合は自分でやろうとせず、必ずApple Storeや正規サービスプロバイダに持っていくようにしましょう!