スマホがノートパソコンに合体!?新発想なコンセプトデザインが登場
毎年1月に開かれる世界最大の家電見本市「CES」が今年もラスベガスで開催されており、世界中の企業が出展しています。
その中で、今年はある企業からスマホがノートパソコンのトラックパッド部分に合体できるようなコンセプトデザインが登場しました。
ただ単に合体するだけでなく、むしろスマホがノートパソコンに進化するかのような、まさに新しいコンセプトを示していますよ。
スマホにノートパソコンの拡張性、画面の大きさ、キーボードを
まずはコンセプトムービーをご覧ください。
今やスマホの高スペック化が進み、少し前のノートパソコンに余裕で追いつくくらいになったと言っても過言ではありません。
しかしコンパクトなスマホに比べて、ノートパソコンには拡張性や画面の大きさやキーボードなどメリットはまだまだあります。
ゲームパソコンを多く発売しているRazerは、今年のCESで「Project Linda」というスマホがノートパソコンに進化するようなモデルを発表しました。
このProject Lindaのトラックパッド部分には同社の5.7インチスマホのRazer Phoneがセットできるようになっています。
OSはAndroidで、実際にトラックパッドとしても使えるほか、サブディスプレイにもなりますよ。
興味深いのはこの13インチ型ノートパソコンに見える部分にCPUは入っておらず、あくまで処理を行うのはこのRazer Phoneの方だということ。ノートパソコン部分は
- 13インチの画面
- フルサイズキーボード
- 補助の大容量バッテリー
- 追加のストレージ
- ウェブカメラ
- USBポート
など、ノートパソコンによく搭載されている機能が搭載されています。
これによりRazer Phoneで使っているOS、アプリやデータ、アカウントの設定などの使い勝手をそのままノートパソコン的な使い方にして使うことが期待されます。
また細かいところでは、このキーボード部分に何百万色のバックライトオプションが利用できるそう。これはカラフルでいいですね。
あくまでコンセプトデザインなので、これがそのまま発売されるかは不明。
しかしスマホが進化したからこそ登場した新しいスマホとノートパソコンの関係という意味ではなかなか興味深いところですね!