無駄なコピーをやめて年間230万円の効果 タブレットによるペーパーレス会議化で実現

なんだかだいぶ前からPCやタブレットでのペーパーレス化って言われているような気がしますが、実態はなかなか進んでいないと感じている方多いですよね。
そんなペーパーレス化を岡山県で導入したところ、ある市ではコピー代だけでもすごい額の効果が出たそうですよ。
会議で配る資料をタブレット化でペーパーレスを実現
もう一昔前になりますが、仕事でパソコンが使われるようになりタブレット出てきた頃、盛んに仕事のペーパーレス化!なんて言われましたよね。
でも実際には紙で印鑑を押す文化が根強く残って、結果的には紙の資料や書類はなくならない…なんて感じている人多いんじゃないでしょうか。
そんな中、産経WESTによると、岡山県岡山市は本庁の会議にタブレットを導入したそうなんです。

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というのも同県の玉野市で、タブレットを30台リースして会議のペーパーレス化を実施したところ、年間で(会議量の資料の)コピー代だけでも約230万円も削減できたそうなんです。
ちりも積もれば…じゃないですが、これだけの額となるとは恐ろしい紙文化。私もサラリーマン時代に会議用に資料をコピーして綴じて、人数分用意するとかやったことを思い出します。
ただ単純にタブレットを導入すれば効果が出るという訳でもなく、岡山市ではシステム用のサーバー代が50万、タブレット代で100万円が5年毎に掛かるとしており、年間の効果も33万円と玉野市よりも控えめな数字。
玉野市の削減効果額との開きも気になりますが、ペーパーレス化する会議の回数など違いもあるのでしょう。
そもそもなんですが、会議の資料もさることながら日本の印鑑文化がペーパーレス化を阻害している一面もあるので、まずはそこから見直してもらいたいものです。
ちなみに岡山市の発表資料によれば、導入されるタブレットはiPadではなく、Androidのようですよ。