バッテリー問題はiPhoneだけじゃない!サムスンのスマホは充電できなくなるらしい…

iPhone 6以降で、バッテリーが劣化するとiPhoneの性能が低下する問題に関連して、ライバル企業たちはこぞって「うちのデバイスはそのようなことはしてない」と説明し、ここぞとばかりにiPhoneからの乗り換えを狙っている今日この頃。
Galaxy Note 8の一部にバッテリーの充電に関する問題があるという報告が海外ではチラホラあがっているようです。…え、またサムスンですか!?
バッテリーがゼロになると充電不可に
サムスンのスマホ「Galaxy Note 7」といえば、2度のリコールに続き生産停止となり、空港からは名指しで機内持込み禁止となった黒歴史端末。
その後継機種に当たる「Galaxy Note 8」で、またバッテリーに関する問題が一部の端末に起きているとのことです。
Android Authorityによると、その問題は「Galaxy Note 8及び少数のGalaxy S8において、バッテリーを使い切った時に再度の充電ができなくなる」というもの。

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サムスンは原因についてまだ詳細に述べていないようですが、インターネット上ではこの問題の原因について、
ーーースマホの電力管理システムを動かすために少量の電力が必要であるものの、完全にバッテリーがゼロになった場合はそのために必要な電力すら供給することができず、再度シャットダウンされてしまうため
という情報もあるようです。

Photo by Takashi(aes256) on Foter.com / CC BY-SA
サムスンはこの問題に対して「電力管理システムに関連する可能性のある報告は非常に限られており、具体的な情報が入手できないとコメントできない」と述べています。
現在はこの問題が発生しているユーザーに対しケースバイケースで端末を交換している状況で、問題が発生しているのは比較的少数のユーザのみだそう。
ちなみにオンラインフォーラムではデバイスを交換することなく復活させる方法として「Stack charging」が紹介されています。
これは「充電ケーブルを数秒間端末につないでは離すというのを繰り返し、20分以上かけて充電時間を増やしていく」というもの。危機的状況なら仕方ありませんが、さすがに面倒臭すぎな気がします。

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まあ、Galaxy Note 7の時のように人体や物に影響を及ぼすような問題ではないのが今回の問題の救いといったところでしょうか。
それにしても急に充電できなくなったらそれはそれで不便なわけで、サムスンにはいつまでもドヤ顔してないで対応を急いで欲しいところですね。