iPhone Xがついにお目見え!ホームボタンもTouch IDも無くなった先に見えた未来とは

こんにちはkimiです。
スペシャルイベントの後半、スティーブ・ジョブズ亡き後としては久々に「One more thing」の文字が登場しました。
一気に沸く観客に対して発表されたのはホームボタンもない、Touch IDもない、今までに見たことのないようなiPhone。その名も「iPhone X(アイフォーン テン)」。
これぞ大本命間違いなしなモデルをさっそく紹介しますね!
Face ID搭載でTouch IDは卒業へ
今回新たに発表された「iPhone 8」をすでに過去のものにしてしまったような印象をも受ける「iPhone X」。
まずはこのデザインをご覧ください。Touch IDを内蔵したホームボタンはありません。あるのはディスプレイだけに見えます。
このディスプレイは5.8インチ。
iPhone 8の4.7インチや同Plusの5.5インチよりもさらに大型のモデルとなります。初のOLEDディスプレイとなり、非常に鮮やかな色彩が表現できるそう。
この5.8インチディスプレイは「Super Retina HDディスプレイ」と呼ぶそうで、解像度にすると2,436×1,125。
458ppiで、ざっくり言うとこれまでよりかなりきめ細かく表現できるということ。
表裏どちらもガラス製なのはiPhone 8と同様。
もちろんこちらもこれまでにスマートフォンで採用されたものの中で最も耐久性のあるガラスだそう。色はシルバーとスペースグレイの2種。
耐水性と防塵性はもちろん、iPhone 8に搭載されたワイヤレス充電機能も搭載しています。
ホームボタンがなくなったのでどう戻るかというと、下から上へのスワイプでOK。どの画面からでもホームに戻れます。
同様にマルチタスキングやコントロールセンター、Siri、Apple Payもスワイプで呼出せます。
そしてTouch IDに変わる認証方法として新たに搭載されたのが「Face ID」。その名の通り顔認証ですね。
ロック解除、認証、Apple Payをこれで行えます。
顔を認識するためにドットプロジェクタというセンサーから3万以上の目に見えないドットを顔に投射して個人を特定するそう。
そうすることでメガネをかけてても、帽子をかぶっても、ヒゲを生やしてても問題なく認識するとのこと。それはすごいw
この認証にはかなり自信があるようで、写真やマスクなどのなりすましには騙されないように作ってあるそう。ちなみに双子も見分けるそうですよ。
認証はクラウド上で行うのではなく、端末内の限られたエリアでのみ行います。個人情報の管理を大事にするAppleらしさが伺えますね。
また、その顔認識機能を生かして絵文字ならぬ「Animoji(アニ文字)」という新機能も搭載。50以上の異なる筋肉の動きを解析し、絵文字を顔の動きに合わせて動かすことができます。
話している顔を認識させることで、あたかもそのキャラクターが喋っているようなアニメーションが作れるそう。それを絵文字のようにメッセージで送ることができますよ。
チップがA11 Bionicになったり、2つ搭載されたカメラでポートレートライティングが搭載されたりするのはiPhone 8 Plusと同様。
iPhone Xではバッテリー駆動時間がiPhone 7より最大2時間長くなったのはいいですね。
iPhone XはiPhone 8 Plusよりも画面が大きいもののベゼルが細い分本体は小さくなっています。重さは174gと、iPhone 8 Plusより28g軽いですね。
容量はiPhone 8シリーズ同様64GBと256GBが用意されています。価格は64GBが税別112,800円で256GBが税別129,800円。高い…!
予約注文は10月27日からで、11月3日発売となります。まだ少し先になりますね。
iPhone 8にするかiPhone Xにするか、まずはお財布に相談ですかね…?