まるでハチの巣…!Amazonの「ドローン配送用センター」の構想がすごい

こんにちは、yumiです。
ヤマトがAmazonの当日配送から撤退し、浮き彫りとなった配達業者の負担の大きさ。
Amazonはその負担(と費用)を減らすため以前よりドローンでの配送を導入しようと研究を進めており、今回「ドローン配送用センター」の特許を出願していたことが分かりました。まるでハチの巣のような見た目となっていますよ…!
ハチの巣のような配送センター
Amazonは2015年からドローンでの配送構想を練っており、2016年7月にはイギリスで「ドローン配送の開始許可」を取得。
同年12月にはイギリスのケンブリッジシャー州でドローン配送サービス「Prime Air」を初めて行い成功、2017年にはカリフォルニア州でも成功しています。
とは言えドローン配送は現在まで一部ユーザーを対象に実験的に行われているのみで、全員が利用できるまでには至っていません。
技術面での問題もありますし、各国の法整備も万全とは言えないのでしょう。

Photo via Visualhunt.com
そんな中、Amazonが2015年に特許を出願していた「ドローン配送センター」の詳細を米特許商標局が公開し、話題になっています。
「MULTI-LEVEL FULFILLMENT CENTER FOR UNMANNED AERIAL VEHICLES(無人航空機用 複階層 配送センター)」というこの特許の詳細は、画像を見ると一発でわかりますよ⇓
ハチの巣ならぬ「ドローンの巣」…!
この配送センターはドローンの発着陸に対応できる設計で、これまでの一般的な配送センターとの違いは、高層ビルにすることにより、人口密度の高い都市部にも設置できる(一般的な配送センターは平屋の広大な土地が必要)という点だそう。
都市部に設置できれば、配送時間もその分短くできる…ということなんでしょうね。
この構想が実現するにはまだ時間がかかりそうですが、なんともワクワクする話。日本の都市部は庭のない家も多いけどそうなるとドローンはどこに着陸するんだろう…なんてことはまだ考えないでおきましょうw