配達員の負担は大丈夫…?Amazonが「生鮮食品の販売」を21日より開始か

こんにちは、yumiです。
配達員の人手不足が取り沙汰され数ヶ月。ヤマト運輸が27年ぶりに宅配便の基本料金すると発表したばかりですが…Sankei BizによるとAmazonが生鮮食品の販売を開始することが明らかになったそうです。
すでにアメリカやイギリスで始まっていたこのサービス。一体どのようなものかご紹介します。
Amazonが生鮮食品を販売か
Amazonの生鮮食品販売サービス「Amazon Fresh」。アメリカの一部地域では2007年から開始され、現在は同じくアメリカの一部地域、そしてイギリスの一部地域で利用が可能となっています。
肉や野菜、魚など、スーパーマーケットで売っている食材を最短で当日配送してくれるので、高齢者やスーパーマーケットが近くにないユーザーにとっては便利なサービスです。
そしてSankei Bizによれば、今月21日から日本でもこの「Amazon Fresh」が利用可能になるとのこと。
以前から何度かサービス開始が噂されていましたが、システムトラブルの他、配達業者との交渉が長引いたことにより開始時期が遅れたそうです。
ちなみにアメリカでの「Amazon Fresh」利用料金は年間299ドル(約3万2,000円)と、プライム会員の99ドル(約1万円)と比べるとかなりお高め。
Amazon Freshの会員になるとプライム会員のサービスはすべて利用可能なので、単純にプラス200ドルでAmazon Freshが使えるようになる…ということですね。
日本はプライム会員費が年3,900円とアメリカに比べかなり安いので、Amazon Freshもおそらくプラス1万円前後になるのではと考えられますが、気になるのが配達ドライバーへのさらなる負担。
生鮮食品の配達は、そうでないものよりも素早く届けることが必要ですし、ヤマト運輸が「Amazonの当日配送から将来的に撤退する」というニュースが流れる中、Amazon Freshが開始されることに疑問を持つ人も少なくないかもしれませんね…。
もちろん配達業者とAmazonの間で話し合いはされているでしょうし、配達業者が納得した上で宅配を請け負うのでしょうが…実際にユーザーの元へ荷物を届ける配達員の更なる負担にならないことを願うばかりです。