緊急時に慌てないために!災害用伝言板の利用体験をしておこう

こんにちは、yumiです。
地震など大規模な災害が発生した時、被災地にいるユーザーがメッセージを登録できる「災害用伝言板」。連絡手段の1つとして、昨年の熊本地震の際にも活用されていました。
しかしもし万が一自分が被災した時、「災害用伝言板の存在は知っているけど、どうやって使ったらいいか分からない」ともなりかねません。
そんな中、5日後に東日本大震災から6年となるのを前に「災害用伝言板」の体験利用の提供が開始されました。緊急時に慌てないためにも、ぜひ一度利用方法を学んでおきましょう。
災害用伝言板とは
「災害用伝言板」とはソフトバンクやau、ドコモなどのキャリアが提供する、日本国内で震度6弱以上の地震など大規模な災害が発生した時にメッセージの伝言板の役割を果たすシステムのこと。
「無事です」「自宅にいます」「被害があります」「避難所にいます」といったメッセージと、100文字までのコメントを登録できます。
伝言を残す側はメッセージとともに電話番号を登録し、伝言を見る側は、その電話番号からメッセージを検索可能。
本来は大規模な災害が発生した時のみに利用可能ですが、本日より12日までの間体験利用ができます。万が一被災した時に「使いたいけどどうやるのか分からない」とならないためにも、ぜひ一度使っておきましょう。
伝言を残す
災害用伝言板はキャリアが提供しているサービスなので、伝言を残す際は各キャリアのアプリを利用します。自分が契約しているキャリアのアプリをダウンロードしてください(※MVNOについては後述)。
▼ソフトバンク
▼au
▼ドコモ
各アプリとも電話番号の登録をすると「災害用伝言板」という項目があるので、それをタップします(今回はauの『au災害対策』アプリを使っています)。
「登録」から被災状況を選択、コメントを入力し「登録」をタップ。
最後に内容を確認したら「はい」で完了です。
難しい操作は必要ないので、一度使っておけば万が一のときも焦らずに済みますね。
さてキャリアではなくMVNOを使っている方は上述のアプリは利用できませんので、NTT東日本とNTT西日本が提供している「災害用伝言板(web171)」を利用しましょう。
こちらもキャリア提供アプリと同じく、簡単に利用できますよ。
伝言を見る
残された伝言を見るのも、先ほどの各アプリから可能です。
各アプリトップページの「災害用伝言板」→「確認」→伝言があるか確かめたい人の電話番号を入力し「検索する」をタップ。
伝言を残した人がキャリアの各アプリから登録していれば、ここにメッセージが表示されます。
MVNOユーザーが「災害用伝言板(web171)」に伝言を残していた場合はリンクが表示されるので、そちらをタップしましょう。
こんな感じでメッセージが確認できますよ。
MVNO利用中の方は、先ほどと同様「災害用伝言板(web171)」に確認したい人の電話番号を入力→「確認」へ。
「他社の伝言板に登録された伝言」と表示されるので、そちらをタップすると確認が可能です。
ということで「災害用伝言板」についてご紹介しました。
体験利用は本日から12日まで可能となっていますが、その期間以外にも
- 毎月1日と15日
- 正月三が日(1月1日正午~1月3日午後11時)
- 防災週間(8月30日~9月5日)
- 防災とボランティア週間(1月15日~1月21日)
でも体験利用ができます(体験利用中に登録したメッセージなどは体験期間終了後に自動で削除されます)。
緊急時に慌てないためにも、ぜひ一度使ってみてくださいね。