『Amazon Echo』がニュースの音声を認識して一斉にAmazonに注文する珍事件発生

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by HikaruSano

こんにちわ、Hikaru Sanoです。

日本では発売されていませんが、Amazonが開発・販売している人工知能スピーカー『Amazon Echo』をご存知ですか?

人工知能『Alexa(アレクサ)』に話しかけるだけで様々なアシストをしてくれる機器なのですが、思わぬトラブルを発生させちゃったんです。

ニュースの音声を注文と勘違い

ことの始まりはテキサス州に住む6歳の女の子が、「ドールハウスを買って、私と遊んでくれる?」と『Amazon Echo』に話しかけた事。

『Amazon Echo』はこれを注文と認識し、両親の知らないところでドールハウスをAmazonで購入してしまいます。

両親は届いた商品を見てビックリしたそうですが、すぐに何が起きたのかを理解し『Amazon Echo』の注文機能にパスコードを設定、届いたドールハウスを地元の子供病院へ寄贈する、という微笑ましいニュースになりました。

問題は、このニュースを報道したサンディエゴのキャスターの発言にあります

キャスターはこのニュースを伝えた際に自身の感想として、「”アレクサ、私にドールハウスを買って”なんて可愛い女の子ですね」と発言してしまったのです。

このニュースをテレビで見ていて、かつ『Amazon Echo』が近くにあった家庭で「アレクサ、私にドールハウスを買って」という発言が注文と認識され、多くの家庭で一斉にドールハウスを注文してしまうという珍事件が発生

ニュース直後にサンディエゴの視聴者から多くのクレームが寄せられたそうで、放送局も事態の把握に至ったそうです。

商品はAmazonから発送されるので、発送後30日以内で未開封なら返品する事ができますが、視聴者的にはたまったもんじゃないですね。

まとめ

いかがでしたか?

日本では『Amazon Echo』自体が未発売なのでこういった事件は起きませんが、スマートホームのようなIoT機器が普及したらいつか起こるかも知れません。

テレビに関わる人はこれから「注文」「買う」といった単語の使用に、特に注意しなくてはならないのかも知れませんね。

参考:THE VERGE

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