1mとバカにしちゃいけない!イラストと実験動画で見る津波の怖さ

ども!ともぞうです。
今朝5時59分頃に福島県沖で発生した地震の影響で、千葉から青森までの太平洋沿岸において1mの津波予想が出ていましたが、1mくらいなら…と思ってしまいますよね。
そんな津波なのですが、海で見る1mの波とは大違いで知らないと非常に危険であることを表すイラストがTwitterで話題になっています。
津波の怖さが分かる実験動画や、最低限入れておきたい防災アプリなどを合わせてご紹介するので最後までお見逃しなく!
50cmでも侮ってはいけない津波の怖さ
津波と聞くと2011年3月11日に発生した東北地方太平洋沖地震での様子を思い浮かべる方が多く、今回の1m程度の津波はそこまでではないと思ってしまう方もいますよね。
そんな方に警鐘を鳴らす意味で書かれたイラストがこちら。
津波注意報などで『1mの津波』っていうのはこういうことらしいです。画像のように「海面が1m盛り上がったまま押し寄せてくる。」ということらしいです。1mだからといってナメないようにしましょう。このツイートで一つでも命が救えればいいです。 pic.twitter.com/wqHsFcoU
— 健介@fripSide tour IS3 (@_KE_N_) 2013年1月26日
どうしても波のイメージを持ってしまうことと、自分の背の高さより低い1mだとそうでもないように感じてしまうのですが、迫ってくる水の体積は大違い。
朝日新聞デジタル「津波の教訓-災害大国あすへの備え」によれば、「約30センチで女性の6割が転倒したりよろけたりした。40センチでは女性の9割、70センチになると全員が普通に立っていられなかった」そうです。
実際、港湾空港技術研究所で50cmの津波の高さを再現して成人女性に立ってもらったところ、

Photo by Youtube
波が来た瞬間に吹き飛ばされ、安全の為に用意した紐に捕まって流されないようにするのも必死という様子です。

Photo by Youtube
たかが50cmと言えども、これはバカにしていると本当に危ない奴ですね…。
また津波の高さとその威力を示すものが出ており、1mで車が流されるレベルと思うと考えを改めないといけないなと思わされます。
津波50cmとかでもとりあえず歩けないからね人間は。 pic.twitter.com/EAEQE8uIRA
— うちゃか (@sayakaiurani) 2016年11月21日
ということが分かったところで、津波や地震に備えて最低限入れておきたいアプリを2つほどご紹介しますね。
1つ目は『NHK ニュース・防災』アプリ。スマホ利用者からも受信料を取るとか取らないとかで色々言われていますが、なんだかんだすごい便利なんですよ。
地震などの防災情報がプッシュ通知で届くだけでなく、緊急時には地震に関する番組もアプリで見られるので、テレビがないときでも情報収集に役立つんです。
まずはこれで状況を確認して、次に抑えておきたいのが避難所に関する情報。
これに関しては以前より何回も紹介しているのですが、『防災情報 全国避難所ガイド』がおすすめ。
現在地周辺の避難所が一発で分かりますし、そこまでのルート案内までしてくれるという優れもの。
避難所の詳細情報も乗っており、その場所が「津波避難施設」かどうかも行く前に分かりますよ。
またそれ以外にも、災害に関する情報を発信するTwitterアカウントの投稿も見られるので、情報収集用アプリとしてもバッチリ。
とりあえずこの2本を入れておけば、津波だけでなく地震なども含めた災害の状況の確認とどこに避難できるのかも分かるので、まだ入れていない人はぜひこの機会に入れておいてくださいね。