いざという時の為に!災害時に現在地情報を家族間で共有できる『Familoca』が正式リリース

こんにちわ、Hikaru Sanoです。
9月1日は防災の日でしたが、皆さんは防災に関心を持ってもしもの時のための準備などはしましたか?
今回ご紹介させていただくアプリはかねてよりユーザテストが進められ、9月1日に正式リリースした家族向け安否確認サービス『Familoca』です。
「もしも」が来ない事が一番望ましいですが、準備していないともしもの時に困ってしまいますので、ぜひ最後までお付き合いください。
もしもの時に現在位置を共有
『Familoca』は常時位置情報を取得するように設定されており、緊急地震速報に連動して直前の位置情報を家族に発信するようになっています。
あらかじめ家族を端末ごとに登録しておけば、もしもの時に家族がどこにいるのかいち早く全員に共有する事ができるほか、付属のURLからGoogle Mapで座標を確認することも可能。
他にも自身の非常事態を素早く送信できる「非常事態メッセージ」など便利な機能が実装されていますので、万一の時に備えて早速登録してみましょう。
アプリを起動すると初回のみ利用規約がありますので、確認の上「同意する」を選択し「新規グループを作成」をタップします。連絡先メールアドレスを求められるので、iPhoneで利用しているメールアドレスを入力し「グループを作成する」を選択しましょう。
グループ作成が完了したら次は端末のユーザ登録です。「お名前(愛称)」と「メールアドレス」をそれぞれ入力し、「OK」でユーザ登録は完了します。
次に表示される「位置情報の取得」と「現在位置情報の記載」は許可しないとアプリが機能しませんので、必ず許可しましょう。
登録が完了すると先ほど作ったグループについてのメールが届きます。
メールに記載されている「グループNO」と「グループパスワード」はほかの端末をユーザ登録するのに必要になるので、控えておきましょう。
他のユーザを登録するときはアプリ初回時に「既存グループに参加」で「グループNO」と「グループパスワード」を入力すれば追加する事ができます。
追加作業は1分ほどで完了するので、iPhoneやAndroidを持っている家族は全員登録しておくと良いと思います。
各種機能の動作
さすがに緊急地震速報が記事執筆中にくる事はなかったのでイメージになってしまいますが、「緊急地震速報連動」は気象庁が出した緊急地震速報の範囲内にユーザが1人でもいる場合、プッシュ通知で緊急地震速報とそれそれのユーザの現在位置をアプリとメールで知らせてくれます。
「非常事態メッセージ」はアプリのホーム画面にある「非常」ボタンをタップすることでグループ全員に自身が非常事態であることと現在位置を一斉送信してくれます。
防犯や救助支援機能として「設定」から「警報音」を鳴らすように設定もできるので、お子さんやご年配の方の報知ブザーとして利用することもできますよ。
その他にも「安否確認メッセージ」や「帰るコール」といった便利機能が搭載されておりますので、家族全員で色々設定しておくことをオススメします。
まとめ
いかがでしたか?
筆者は2011年の東日本大震災を秋田市で体験したのですが、当時はこういったアプリなどもなく非常に大変な思いをしました。
皆さんが思っている以上にパニック状態になりやすいので、ぜひご活用いただければと思います。大切な人の安否がわからないのは、何よりも不安になってしまいますからね。