【恐怖】Amazonが個人情報を流出?とあるユーザーの実体験が怖すぎる(((;゚Д゚)))

こんにちは、yumiです。
ここのところ勢いを増し続けているインターネットの巨人「Amazon」。
ネットユーザーでお世話になっていない人なんて、もはやいないのでは…?と思いますが、ここに来て不穏なニュースが飛び込んできました。
なんと”とあるユーザー”の個人情報がAmazonによりバラされてしまったとのこと。一体なにが起きたのでしょうか…?
Amazon、個人情報を流出させる?
本名、住所、電話番号、クレジットカード番号などなど、重要な個人情報を取り扱うAmazon。
私たちはそのセキュリティシステムを信用し利用しているわけですが、Ericという1人のネットユーザーがそのセキュリティに関して疑問を呈しました。

Photo credit: kodomut via Visualhunt / CC BY
Ericさんはある日、「弊社のカスタマーサービスをご利用頂き、ありがとうございました」という見に覚えのないAmazonからのメールを受け取ります。
Amazonの送信ミスか、それとも以前問い合わせした時のものが遅れて来たのか…?と一度は思ったものの、気になったEricさんはカスタマーサービスに聞いてみることに。

Ericさんに送られてきた実際のメールのスクリーンショット Photo by Medium.com
すると「Ericさんのアカウントから商品の発送について問い合わせがあった」ということが判明。
もちろんEricさんはこのような問い合わせを行ったことはなく、さらに気になったEricさんはチャットで行われたその会話のやり取りをAmazonから送ってもらいました。
そこには驚きの事実が…!実際にやり取りされていた会話を見てみましょう。

Photo credit: Pauldc via Visual Hunt / CC BY-NC-ND
サポート:なにかお困りですか?
ーーーEric(を語る人物):僕が最後に頼んだ荷物がどこに配送されたか知りたいのですが。
サポート:確かめてみますね。その前にあなたのアカウントを確認させてください。アカウントの名前、メールアドレス、請求先の住所をお願いできますか?
ーーーEric:名前は「Eric Springer」、メールアドレスは「ericwspringer@gmail.com」、住所は「620 STEWART ST, seatle, washington, 98101」です。
サポート:ありがとうございます。
さて、ここに出てきたEricさんの「名前」「メールアドレス」「住所」ですが、名前とメールアドレスは合っているものの、住所はEricさん曰く「偽物」とのこと。
なんでも自分が住んでいる場所と同じ郵便番号のホテルの住所で、Ericさんは昔ドメインを登録する時にこのホテルの住所を使ったことがあるそう。この情報は「WHOIS」という誰でも閲覧できるサイトに掲載されているんだとか。
さて、引き続き会話を見ていきましょう。
ーーーEric:(文中から察するに、おそらく注文番号等は)持ってないんです。一番最近のオーダーなんですが…。
サポート:「Wacom Intuos Pen」と「Touch Small Tablet」という商品でしょうか?
ーーーEric:そうです。
サポート:確認ありがとうございます。商品の現在地は◯◯で、もうすぐ到着すると思います。心配いらないですよ。
ーーーEric:配送先の住所を教えてくれますか?
サポート:住所は、Eric Springerさん宛で◯◯◯、電話番号は◯◯◯です。
ーーーEric:ありがとう!あと、ギフトカードの残高を教えてもらってもいいですか?
サポート:残高は$0ですね。
ーーーEric:ありがとう。
なんと本物のEricさんの住所と電話番号が、サポートを通じて偽Ericに知られてしまいました…(((;゚Д゚)))
EricさんはすぐにAmazonへ連絡を取り、いかに自分のアカウントが危険に晒されているか伝えたそうですが、Amazonは「状況は理解した。専門家から連絡させる」と答えたものの、その専門家からは連絡がなかったそうです。

Photo credit: MikeBlogs via Visual hunt / CC BY
その後EricさんはAmazonに登録しているクレジットカードと住所を変えて用心していたのですが…、数カ月後またもAmazonから「弊社のカスタマーサービスをご利用頂き、ありがとうございました」とのメールが。
今度はどんなやり取りがされていたのでしょうか…?
サポート:なにかお困りですか?
ーーーEric:最近頼んだ荷物の状況が知りたいんですが。
サポート:注文番号は分かりますか?
ーーーEric:分かりません。僕が最後に注文した荷物のことです。
サポート:メールアドレス、アカウント名、請求先の住所を教えてもらえますか?
ーーーEric:メールは「ericspringer@gmail.com」、名前は「Eric Springer」、住所は◯◯です。
偽Ericは、ここでなんと前に入手した本物の住所をサポートに伝えています。引き続き会話を見てみましょう。
ーーーEric:ちなみに支払い方法はなんでしたか?
サポート:クレジットカードです。
ーーーEric:クレジットカードの下4桁はなんでしたか?
サポート:すいません、それはお教えできません。もし下4桁を言って頂ければ、注文時に使われたものか確認できますが…。
ーーーEric:会社のクレジットカードで払ってて、注文の詳細を上司に伝えないといけないんです。教えてくれませんか?
サポート:いまアカウントにアクセスできますか?
ーーーEric:今は無理です。下2桁なら教えてもらえますか?
サポート:それもできません。でもVISAカードでしたよ。
ーーーEric:有効期限を教えてもらえますか?そしたらどのカードか分かるので。
サポート:申し訳ないですが、カードの情報はお教えできません。いまカードをお持ちですか?
ーーーEric:いや、持ってないです。そうしたらまたあとでログインしてみます。ありがとう。
ここでチャットは終了。さすがにクレジットカードの番号や有効期限を教えることはなく、不幸中の幸いといったところでしょうか…。
Ericさんは再度Amazonに連絡を取り、「名前と住所だけで僕の情報を渡さないでくれ」と抗議。Amazonはこれに対し「二度と同じようなことは起こさない」と言ってくれたそうですよ(ちなみに今回も専門家から連絡させると言われたそうですが、連絡は来なかったとのこと)。

Photo credit: ThomasKohler via Visual Hunt / CC BY
EricさんはさすがにAmazonを信用できなくなり、アカウントから住所を削除。しかしまたもEricさんの元に過去2度と同じ、カスタマーサービスからのメールが届いたんだとか。
ただ今回偽Ericは電話で問い合わせたそうで、詳細なやり取りは分からずじまいになってしまったそう。
Ericさんは「みんなは自分の個人情報をシェアしないように細心の注意を払ってくれ。Amazonのように大きい企業でも安心はできない」という言葉で注意を施しています。
まさか自分を助けてくれるはずのカスタマーサービスが、悪気はないにしても自分の情報を他人に渡してしまうとは驚きですね(;´Д`)
みなさんももし見に覚えのないメールが来たら、キチンと確認をとるようにした方がいいかもしれません…!
au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。