【最新インタビュー】ニュース以外にも進出か?株式会社GunosyのCEOが語るアプリとサービスの戦略(前編)

更新日:

by ゆう


こんにちは、ゆう(@YuuQ8)です。

自分が欲しい情報をするどく配信してくれる超賢いニュースアプリ『Gunosy』をご存知でしょうか。ユーザーの興味を分析・学習してニュースを選出してくれるスゴイアプリなんです。

今回は、そんな超賢いアプリ『Gunosy』を開発しているGunosy Inc.を訪問してきました!

今や情報収集には欠かせない『Gunosy』は、どのようにして生まれ、これからどう進化するのでしょうか。ぜひご覧ください!

賢いニュース アプリGunosy
ニュース, 仕事効率化
無料

 



自分たちが欲しいから作ったサービス「Gunosy」

Gunosy Inc.は、パーソナルマガジンアプリ『Gunosy』を配信している会社です。
今回はCEOの福島良典さんにお話を伺いました!

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――Gunosyのアイデアはどこから生まれたのですか?

学生のとき夏休みがヒマで(笑)、それで友人を誘って作ったという感じです。ただ作るからには、もちろん真剣にということで始めました。

そもそもサービスの考え方って2つあると思うんです。
1つはこの市場が伸びているからこんなサービスを作ろうという考え方、もう1つは自分たちが欲しいから作るという考え方。Gunosyの場合は、自分たちが欲しいから作ったサービスですね。

で、まず自分たちが何に困っているかって考えました。当時、TwitterやFacebookが普及してきたときで、そこに記事とかをつぶやく人がすごく増えてきて、見ていて面白いんですけど、ずっと張り付いてるのがイヤというか。

あとはRSSリーダーとかも典型的な例だと思うんですけど、いっぱい登録しまくったのに、気付いたら未読が1,200件とか。

そういうのがあって、結構ノイズが多いなって思ったんです。そこで、ノイズをある程度減らしてくれた記事を集めてくれるサービスがあったらいいな、使いたいなぁと持って作り始めたみたいな、そんな感じですね。

まあ中にはRSSとかすべての情報に目を通したいみたいな人も居ると思うんですけど、まあ普通の人は自分の欲しい情報だけ見れればいいのかな、と。

でまあ、けっこう逆説的なんですけど、TwitterやFacebookにみんないろいろな記事を投稿するのが普通になってきて、個人の興味ってのがすごく取りやすくなったなぁと思っていて、それを使えば、結構いい解析結果というか、興味ってのを予測できるんじゃないかなって思ったんです。

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(Gunosyが居を構えるオランダヒルズ森タワーRoP)


――Gunosyのアイデアを思い付いてから、カタチにするまでどれくらい時間がかかりましたか?

作り始めるまでに時間がかかったってことは特になかったですね。

そういう意味では、共同創業者の吉田ってやつがいるんですけど、そいつがサービスを作り始めた翌日にフィリピンに行くことが発覚して(笑)、遠隔で開発したことはありましたね。Skypeとかで繋ぎながらやったんですけど、意外とできました(笑)

で、それが2011年8月で、吉田が2ヶ月ぐらいフィリピンに行ってたんですけど、やっぱり開発が一気に進んだのはその後でしたね。(サービスのローンチは2011年の10月)

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(オフィスビルのロゴ)


――まずWeb版のサービスからスタートして、アプリのリリースが今年の1月と結構間が空いたようですが、時間がかかった理由は一体何だったのですか?

そうですね、1年ぐらい空いたんですけど、まあ単純に作るスキルがそんなになかったという感じです。デザインとかがすごくできなくて。Web版のときもデザインをデザイン会社のGoodpatchさんに頼んだりだったりでした。

で、アプリは自分たちでちょくちょく作りながらみたいな感じだったんですけど…、うーん…、言い訳を考えればどうにでもなるんですが(笑)、僕も吉田もそんなiOSをガッツリ書いた経験がなかったので。それに当時は会社にするつもりもなかったんです。

共同で創業した3名は、まあ3人ともiOS書こうと思えば全然書けるんですけど、ガリガリ書けるというわけでもなく、どちらかというとアルゴリズムとか、行動が取れるデータとかを改善するほうにみんな興味がいっていて。

でも今やるなら絶対ソッコーでアプリ出しますね(笑)
今なら。結果論ですけど。まあ完全に判断ミスですね。今から思うと。

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(ビル入口)

――最初にサービスを使い始めるとき、TwitterとFacebook、メールアドレスでログインできると思いますが、どれを利用すれば一番いいデータが取れるといったものはありますか?

それはその人が一番よく使っているアカウントがいいですね。

まずSNSでの行動にその人の興味が出るという前提で、僕らサービスを作ってるんですけども、そういう意味では一番使っているSNSで登録するのがいいです。

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(最初はFacebook、Twitter、メールアドレスのどれかでログイン)


――会社にしようと思ったとき、人材集めはどのようにしたのですか?

そうですね、投資してくれている個人投資家の方がいるんですけど、その人伝いでマーケティングとかビジネスサイドとか、インフラエンジニアとか、僕らが弱い部分を強化できる人を紹介してもらいまいた。

でかい会社ででかいサービスを運用した経験があるエンジニアも紹介してもらいましたね。あとは、普通に友だちをリクルーティングしたりとかです。

それ以外にも、Wantedlyってところで普通に求人を募集したりですね。

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(Gunosyの求人ページ)


――今はどういった方を募集されているんですか?

今はAndroidエンジニアですかね。

Androidガッツリ専任でやってる人がいなくって、今はみんなで触りながらみたいな状況です。そんな状況でやってて思ったのは、AndroidアプリっていうとiOSアプリの劣化コピーになりがちというか。

そのまま移植したみたいなのが多いと思うんですけど、それだとAndroidユーザーの方は全然満足しない。やっぱAndroidにはAndroidの良さがあって、それに最適化したアプリを作らないとなってことで、専任でAndroidアプリ作ってくれる人がほしいな、と。

でもAndroid版アプリは最近かなり変えたんですよ。それで評判もだいぶ良くなって。でもまだまだ。

あと常に求め続けている人は、レコメンドエンジンの部分ですね。うちのエンジンの部分を作るぞって天才を常に。

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(GunosyのAndroidアプリ


――サービスを開始した頃から見ると今は規模も大きくなったと思うのですが、現状はどうですか?

ん~でも数字で見るとまだまだこれからだな、みたいな。

今ユーザー数が50万人なんですけど、50万人って日本の人口の200人に1人ぐらいじゃないですか。てことは、200分の199人にはアプローチできてないんで。そこになるべく使ってもらいたい。

例えばYahoo!とか日本のトップサービスだと、ユーザーで数千万人、LINEとかも国内ではそれぐらい。そこまでいくのはどうすればいいか、みたいな。

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(Web版のGunosy)


――というのが今後の課題ですか?

そうですね、今後の課題です。

エンジンとしてもかなり汎用的なものを作ってるつもりなんですけど、じゃあ今女の子に配信されているコスメの情報とかちゃんと分析できてるか、というと…。実はそういう情報、女の子はTwitterであまりつぶやかないんで。じゃあどうやったらそれを学習させられるかなみたいな部分ですね。

あと、今までSNSに興味が出てくるってことを前提にしてたんですけど、そうなると課題は今後100万人超えた後。いまゆるマジョリティな方ってTwitterとかそんな使わないんですよ。Facebookも友だちの近況見るだけで自分では投稿しないみたいな。そういった人の興味をどうやって学習させるかも課題だな、と。

例えば、女性ユーザーには恋愛系とか、グルメ系とか、人によっては配信されてるんですけど、女性の方はそういうのあんまりSNSに投稿しない。なので、最初に出すどんな記事が好きか教えてくださいっていうアンケートなんかも工夫したりして学習させようとしてますね。

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(女性ユーザーには「カネボウ美肌化粧品~」「天然の美肌成分は~」などの記事が配信されている場合も。)

――後編に続く

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 ソフトバンク民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

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