【編集後記】人は加工・修正画像を見抜けない?実際に試してみた

こんにちは、yumiです。
コンピューター技術の向上により、最近は写真の修正が当たり前になってきてますよね。芸能人はもちろん、一般人がSNSにアップする写真も(おそらく)100%、修正されているわけです。
「まぁでも、見れば加工って分かるし〜」と思っているそこの方、どうやら人間の目では加工や修正を見抜けないとの実験結果が出たそうですよ。
ということで偽画像を本当に見抜けないのか、かみあぷ編集部でも試してみました!
修正も加工も結局わからない?
ブラジルのリオグランデドスール連邦大学が393人(21〜35歳)の被験者に対し177枚の画像を見せ、「本物か、それとも加工(修正)済みか」を答えてもらうという実験を行いました。
例えば、こちらの画像⇓ 実は男性の顔がそっくりそのまま別の画像から持ってきたもの。これは言われないと気付かれないレベルですよね。
実験の結果はというと、このような画像177枚のうち「偽物だ」と当てられたのは46.5%と半数にも満たなかったそう。
でも中には「俺なら分かる!」という人もいるでしょう。そこで実際に、かみあぷライターにも偽画像を見抜いてもらう実験をしてみましたよ。もちろんヤラセなしのガチ実験です!
見抜ける?見抜けない?
ということで、実際に偽画像を作るところから始めてみます。使うアプリは先日リリースされたばかりの写真のレタッチや修正をiPhoneでできちゃう高機能なAdobeアプリ『Photoshop Fix』。
使い方は簡単。例えば対象物を消したい時は「修復」を選択し、消したいものをなぞるだけ。
サクッと簡単に消えてくれました!
画像が仕上がったので、こちらの画像をともぞう氏に見せてみますよ〜。
yumi「これ、本物の写真だと思います?それとも加工写真だと思います?」
ともぞう「う〜ん…なんか怪しい気もするけど…本物?」
おぉ〜上手く騙せました。では次行ってみましょう。『Photoshop Fix』では顔の修正もできるので、自撮りでやってみたいと思います。
顔を修正するのはめちゃくちゃ簡単。「ゆがみ」→「顔」を選択するとパーツごとに「◯」が表示されるので…
変えたいところをタップ。例えば目を大きくしたい時は、目をタップ→「サイズ」→スライドを動かせば、目を大きくしたり小さくしたりできますよ。
この要領で顔の大きさ、鼻の幅、アゴの長さ、唇の厚さなどを変えることが可能。ということで出来上がったのがコチラ⇓ いや〜自然ですね!!!
出来上がった写真をゆう氏に見てもらいますよ〜。
yumi「この画像は本物でしょうか?偽物でしょうか?^^」
ゆう「・・・・・」
ゆう「こんなん・・・・
偽物に決まってるでしょうが!何すかこれ!わざとらしすぎるわー目の大きさとかも違うし、なにこれ顔もちっさくしてますよね?wwwいやいや、まじないわー。これは引く。ドン引きっすわwwwここまでやります?修正とかいうレベルじゃないですよm9(^Д^)」
yumi「うるせぇええええええええ」
ということで、
結果:やり過ぎると加工は見抜ける(見抜いても言わない方がいい…かも)
修正・加工はほどほどにね☆(ゝω・)vテヘペロ
※『Photoshop Fix』はもちろん自然な修正が可能です。ただしやり過ぎるとこうなります。