そんなのあり!?米国で捜査令状が無くても”個人のスマホデータ”を取得できる判決が下る

投稿日:

by SHAN

Photo credit: vtpoly / Source / CC BY-NC-ND

こんにちは、SHANです。

携帯電話といえばプライバシーの塊ですが、この度アメリカの連邦裁判所で、携帯電話のデータを捜査令状無しで取得することができるという判決が下ってしまいました。

このように一度判決が下ってしまうと、今後同種の事例において判例という形でこの不都合な判決が利用される可能性が高いため、国民の間では不安の声があがっています。

アメリカでの話とはいえ、今後日本でも同じような状況がありえるだけに注目しておきたい話題ですよ!

プライバシーの侵害ではない!?

今回、アメリカの連邦裁判所で下された判決には、1970年台に判決が下った例を前例として使用したそうで、その前例には「Third-Party Doctorine」という説が大きく影響しているんだとか。

By Daderot (Own work) [Public domain or Public domain], via Wikimedia Commons

「Third-Party Doctorine」とは、容疑者の追跡に必要な情報を得る際に、携帯電話の情報を捜査令状無しで取得したとしても、アメリカ合衆国憲法第4条の侵害にはあたらないと裁判所が認めたケースにより生まれた説なんです。

この説の根本は、第三者が情報を処理しているという点で、個人の情報ではなく、「第三者である携帯電会社が提供しているの電波の履歴を見ているだけ」という捉え方にあります。

つまり今回の判決によって、今後自分が第三者であるYouTubeやFacebookやTwitterなどに投稿した内容やAmazonの購入履歴などが、令状なしで見られてしまうモノに当てはまってしまうわけです!

これに対してアメリカ自由人権協会のNate Wessler弁護士は、「Third-Party Doctorine」説をデジタルの履歴にまで適応すべきでないと意義を唱えています。

Photo credit: hyku / Chairs Hunter / CC BY

私達はネットを利用する上で、必ず何かしらの履歴を残してしまっているだけに、今回のような判決が下ってしまったのは怖いですよね…。

実は1年前には個人のスマホデータ取得には捜査令状が必要という判決が下っていたのですが、たったの1年でそれを覆すような判決が出るとは驚きです。

最高裁判所でどのような判決となるか分かりませんが、日本への影響も気になりますし今後の動きに注目しましょう。

iPhoneをチェックする

 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:GIZMODO

人気記事

ランキングの続きを見る


関連記事