【豆知識】ビッグデータは要らない…Appleがトレンドと逆行する理由とは

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by yumi

こんにちは、yumiです。

インターネットが登場してから聞くようになった「ビッグデータ」という言葉。”膨大な情報を計測・解析してビジネスに役立てるデータ“として知られていますよね。

今やGoogleやAmazon、Facebookなど多くの企業がビッグデータを活用し、利益をあげる上で切っても切れない存在となっていますが…どうやらAppleは「ビッグデータは収集しない」と、トレンドと逆行しているようなんです。

その理由は一体なんなのでしょうか?

ビッグデータの要らないApple

例えばGoogleが提供しているサービスの1つ「Gmail」は、迷惑メールを振り分けたり、ユーザーに合った広告を表示するために、膨大なメールの内容を「ビッグデータ」として計測、分析しています。

しかしAppleは「iMessage」で送受信された中身を見ることはせず、すべてを暗号化し、送受信した本人たちにしか分からないようにしています。

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また、アメリカですでに開始されている決済サービス「Apple Pay」についても、昨年9月に行われたスペシャルイベントで「ユーザーのデータは収集しない」と明言。

世界中でユーザーの多いiPhoneですから、もしビッグデータとして収集・活用すれば、ビジネス上大きなメリットとなりそうですが…一体なぜAppleは必要としていないのでしょうか?

その理由は至ってシンプルなようで、AppleのCEOティム・クック氏は「Appleのビジネスは顧客のデータで成り立っているわけではない。顧客は商品ではないからね」と、個人情報を取り扱うことによって利益を上げるのはAppleの経営方針ではない、としています。

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また、「すべての人は企業がどのように利益をあげているか、ちゃんと考える必要がある。もしその利益が膨大な個人情報を収集して成り立っているなら、一顧客としてそのデータがちゃんと取り扱われているか心配する権利がある」とも発言。

iPhoneのアプリでは位置情報を提供すれば、現在地の天気を教えてくれたり、近くのレストランを表示してくれたりと利便性は高いですが、その便利さの反面、“自分の情報を提供している”ということも忘れてはいけないですね。

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Appleがトレンドと逆を行く理由、それは個人情報を商品としてではなく、”守るべきもの”と、ユーザー目線で考えている…ということなのかもしれません。

先日、日本人は個人情報の流出を怖がっている反面、無料アプリを使うためには連絡先情報を教えてもOKという考えのユーザーが多いとの結果もありましたし、本当にこの情報を渡しても大丈夫なのか、どういったことに使われるのか、「OK」ボタンをタップする前にもう一度考えてみるのが大切ですね。

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 ソフトバンク民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

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