QRコード決済で手数料ゼロバトル勃発! LINEとYahoo!がシェア獲得に乗り出す

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2018.07.06

by kimi

6月28日にLINEがQRコードによる店側の手数料を3年間無料にすると発表。これによりQRコード決済においてはLINEが覇権を握るかと思いきや、Yahoo!も秋から始まるQRコード払いで3年間店側の手数料を無料にすることが明らかになりました。

店側のコストが無料となれば、一気に普及が加速してキャッシュレス社会になるかも。この3年で乱立しつつある決済の規格も淘汰され、新の勝ち組が明らかになりそうですよ。

QRコード決済で覇権を握るのはどこ?

クレジットカードやICカード決済などの多くは、顧客からしてみれば手数料無料で気軽に使えますが、店舗側からすれば初期費用や支払いごとの手数料がかかるもの。

例えばクレジットカードは支払い額のおよそ5%ほどの手数料がかかり、読み取るための機材も導入する必要があります。そこが店側からすれば導入への障壁となっていました。

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日本経済新聞によると、6月28日に行われたLINEの戦略説明会で「LINEペイ」のQRコードによる支払いでは店側の手数料を3年間無料にすることを明らかにしました。スマホが一台あればQRコードは読めるので初期投資も対してかかりません。

LINEがSNSにつづきQRコード決済でもがっつりシェアをとり、日本のQRコード決済で覇権を取ってしまうのか…と思いきや、ここで出てきたのがYahoo!でした。

Photo by preetamrai on Foter.com / CC BY

Yahoo!は2つのQRコード決済を発表しており、そのうち、6月5日には顧客がYahoo!アプリのQRコードを提示し、レジ係がバーコードを読み取る「コード支払い」を開始しています。

また、今秋には店舗側がQRコードを提示し、顧客がアプリで読み取って支払う「読み取り支払い」の提供も予定。こちらは店舗で1つのQRコードを用意すればよく、顧客側が読み取り任意の金額を入力して決済するので、店側は設備投資の必要がありません。

Engadgetによれば、Yahoo!はこのうち「読み取り支払い」の手数料をリリース以後3年間無料とする方針だそうで、その後は店舗手数料を有償化する可能性があるとのこと。

LINEもYahoo!も開始後に3年間手数料を無料にすることで、QRコード決済で圧倒的なシェアを獲得する狙いがあるとみられます。

銀行や新興IT企業など、多くのプレイヤーがQRコードによる決済を提供する中、手数料を無料にしてでもシェア獲得に乗り出したLINEとYahoo!。

この3年間でおそらく事業者間の勝者と敗者が決定し、敗者が淘汰されて勝者のみが残っていくのかなと思いますが、消費者からすればサービス向上に繋がっていくわけで、それなりに歓迎すべきことかもしれません…。

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