脆弱性が見つかったWi-Fi、新たな規格「WPA3」が発表される

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2018.01.10

by yumi

昨年10月、Wi-Fiの暗号化システム「WPA2」に仕様レベルの脆弱性が見つかった、と世界中で話題になったのを覚えていますでしょうか?

AppleやAndroid、Microsoftなど各企業がOSベースで対策し幸いなことに大きな被害は起きませんでしたが、今回、より安心して通信できる暗号システム「WPA3」が発表されましたよ。

WPA2の後継、WPA3が発表される

昨年10月、Wi-Fiの暗号システム「WPA2」に「KRACKs」と呼ばれる脆弱性が見つかった問題。こちらで詳しくご紹介しているのですが、簡単に言うと

  • Wi-Fiで通信をした個人情報(ID、パスワード、クレジットカード情報etc…)が第三者に漏れる
  • パソコンの共有フォルダで保存している個人情報が漏れる
  • 社内Wi-Fiのパスワードが分からなくても、第三者が社内のネットワークに侵入できる

などの被害が発生する可能性が考えられていた、とても怖い脆弱性だったんです。

しかしAppleを始め、AndroidやMicrosoftなどがOSベースで対策し、幸いなことに現在まで大きな被害は報告されていません。

とは言えWPA2には弱点があることが分かってしまいましたし「安心だね!」というわけにはいかず…。

後継の暗号システムが待たれていたのですが、この度相互接続性試験方法の策定や製品の認証行う「Wi-Fi Alliance」が、新規格「WPA3」を発表しました!

WPA3の新機能とは?

「WPA3」は現行の「WPA2」の機能を拡張し、より強固なセキュリティを確保する新規格。今回発表された主な新機能は、

  1. 総当り攻撃(ブルートフォースアタック)からの保護機能
  2. ディスプレイのない端末(IoTデバイス等)でも、簡単に設定できる機能
  3. 端末とルータ間の通信をすべて暗号化する機能

さらにKRACKsで明らかとなったWPA2の弱点も新方式になるそうです。今よりもっと安心してWi-Fiが使えるようになりますね。

WPA3の利用が開始されるのは今年後半からとのことで、詳細についても今年後半に発表されるそうです。

iPhoneに関してはソフトウェアアップデートでWPA3に対応するとは見られていますが、今後のAppleの動向に注目ですね。

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 au民は見ない方がいいかも。最終的に全然違うよ。

参考:Wi-Fi Alliance

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