Appleが激怒するも…「Steve Jobs」が商標登録され認められてしまう

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2017.12.30

スティーブ・ジョブズと言えば、Appleの創立者の1人であり、iPhoneの生みの親として世界でも非常に有名な偉人の1人かと思います。

そんな「Steve Jobs」を名乗る衣料ブランドがあったのですが、どうもAppleとは関係ない上に訴訟問題にまで発展していたようなんです。

将来的にはスマホも?

2012年にイタリアのバルバート兄弟は、自社衣料ブランドとして「Steve Jobs」を登録しました。

何も知らない人からしたら「Appleの新しい衣料ブランド?」と勘違いしてしまいそうですが、このブランドはAppleはおろか故スティーブ・ジョブズ氏と縁も所縁もないブランドなんです。

バルバート兄弟は2012年に自社衣料ブランドへの名前をどうしようか考えていたのですが、2011年に亡くなった故スティーブ・ジョブズ氏の名前がAppleによって商標登録などされていない事に目をつけます。

ブランド名を「Steve Jobs」としロゴもかなりそれっぽいものを登録したのですが、当然Appleは黙っているワケもなく、Appleのリンゴマークに似た「Steve Jobs」ロゴについてEUで商標権侵害を訴えました

素人目に見てもアップルのリンゴマークを参考にジョブズの「J」をロゴにしたのが分かるのですが、裁判所の答えは「Jは食べ物じゃないから欠けた部分は『かじった痕』じゃない(意訳)」とし、バルバート兄弟の「Steve Jobs」を正式に肯定する事に。

下図は裁判資料の一部かと思われる画像なのですが、誰が見ても「Steve Jobs」ロゴがAppleのリンゴマークを参考にしているのは火を見るより明らかでしょう。

ちなみに彼らはこれから電子機器の製造販売も行うとしているようで、「Steve Jobs」の名を冠したスマホやスマートウォッチなどが多数リリースされるかも知れません。

Appleはこのブランドとロゴが存在する事で、最終的に10億ドル(約1,126億円)の損害が発生するものと試算しています。

まとめ

「Steve Jobs」を商標登録していないのは明らかにAppleの落ち度ですが、もし「Steve Jobs」のロゴが入ったAndroid等が登場したら、「Apple製のAndroidかな?」と勘違いして買ってしまう方もいるでしょう。

バルバート兄弟は「私たちはスティーブ・ジョブスの人物像を守りたいと思っています」とコメントを残しているのですが、彼らは一体スティーブ・ジョブス氏の何を知っているのでしょうか?

参考:BUSINESS INSIDER

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