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Apple、iPhone 6s以下の「Wi-Fi脆弱性」をiOS 11.2で修正していたことが判明

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今年10月、無線LAN(Wi-Fi)の暗号化システム「WPA2」に脆弱性が見つかった…というニュースがあったことは記憶に新しいですよね。

この脆弱性、対策となるソフトウェアやファームウェアなどを適応すれば問題ないことが後にわかったのですが、Appleは11月にリリースしたiOS 11.1でiPhone 7以降の端末に対応。

その際iPhone 6s以下は「対策不要」とアナウンスされていたのですが、今回iOS 11.2で6s以下の端末に対応していたことが分かりました。

iPhone 6s以下のユーザーは早めのアップデートを

今年10月16日、無線LAN(Wi-Fi)の暗号化システム「WPA2」に脆弱性が見つかりちょっとした騒ぎになりましたが、後にソフトウェアやファームウェアのアップデートで対処が可能ということがわかりました。

Appleは11月1日(日本時間)にiOS 11.1をリリースし、この脆弱性に対応。しかし対象はiPhone 7以降の端末で「iPhone 6s以下は対策不要」とアナウンスされていたのですが…。

先週土曜日にリリースされたiOS 11.2で、なんとiPhone 6s以下の端末(iPhone 6s/6/5s/SE) を対象とした脆弱性の修正を行っていたことが分かりました。

「え?対策不要って言ってたじゃん!嘘ついてたってこと?」とAppleに対する不信感が芽生えそうですが、実はそういうことではなく…。

というのもこのWPA2の脆弱性は「KRACKs」と呼ばれており、そのKRACKsは1つの脆弱性から成っているのではなく10件の脆弱性から成っています。

iOS 11.1ではこの10件のうちiPhone 8/8 Plus/Xのみに影響する脆弱性2つを修正しており、この2つに関しては「iPhone 6s以下は対策不要」だったわけですね。

そしてiOS 11.1ではこの2つ以外にも1つを修正しており、このときはiPhone 7以降を対象にしていたのですが、今回のiOS 11.2でiPhone 6s以下も対象となったということのようです。

なぜiOS 11.1で対象となったのがiPhone 7以降で6s以下はiOS 11.2と遅れたのかは不明ですが、なにはともあれ対策されたことで一安心ですね。

iPhone 6s以下のユーザーの方、iOS 11.2へのアップデートはお早めにどうぞ!

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