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アメリカの消費者団体の評価でiPhone Xが8に敗北 原因はアレの違い

iPhone

以前、海外の保証会社が行ったテストでiPhone 8よりもXは故障リスクが高いと評価されていましたが、米国の非営利団体の評価でもiPhone Xのほうが劣るという結果がでてしまいました。

同じように見えるものの耐久性で差

今回テスト結果を公開したのは、アメリカの非営利消費者組織であるConsumer Reports

一体どんな組織か、wikipediaで調べてみると独自の試験設備を持ち、様々な製品やサービスの比較検討調査の結果をレポートしている団体とのこと。

主に雑誌の発行とweb運営で情報を公開しており、レポートの独立性・公平性を維持するために一般企業による広告を一切掲載せず、テスト結果を企業の広告に使用することも認めていないという徹底ぶりのようです。

さてそんな営利性もなく公正・中立な組織がiPhone Xを様々な角度で評価を行った訳なのですが、テストの内容は公開されている動画を見ると、素人にはよく分からないカメラテストや

水没などを含めた耐水テスト。

もちろん耐久性をチェックする、落下試験やタンブリングテストもあります。

さらには独自のロボットを用いて、電話・地図など実際の操作を再現しながらのバッテリーテストとかなり本格的なものになっているようです。

思った以上にガチなテストで正直びっくりだったのですが、さてこれらのテストを実施した結果、気になるConsumer Reportsの評価ですが…

同団体が実施したスマートフォンの中で、カメラスコアは最高得点を記録。Appleが初めて導入した有機ELディスプレイやFace IDもiPhone Xの強みだとコメント。

しかしながらその一方で耐久性の面での評価は悪く、タンブリングテストではiPhone 8がガラスは割れることなくキズが付くだけに留まったところ、

iPhone Xは表面にキズや割れなどはないものの、3台中1台は背面がバキバキに割れてしまうという結果に。

またバッテリー性能においてもGalaxy S8は26時間、iPhone 8 Plusが21時間のところ、iPhone Xは19.5時間と少し短いという指摘もされています。

Consumer Reportsによれば耐久性さえ結果がよければ、iPhone 8 / 8 Plusよりも総合評価が高かったとコメントした上で、全体のランキングとしては9位と結論付けています。

同サイトの評価によれば、iPhone 8は3位、8 Plusは4位とのこと。

それにしてもiPhone Xの公式ページでは「前面と背面は、これまでスマートフォンに採用された
ものの中で最も耐久性のあるガラスで作りました。
」と説明されており、てっきり8と一緒かそれ以上だと思っていただけに今回の結果は正直驚きでした。

なかの構造の違いが衝撃によるガラスの割れやすさに影響しているのか、この差の理由は分かりませんが少なくとも高額な修理費を考えるとiPhone Xはやはりケースをつけておいた方がよさそうなことは確かなようです。

ライターのひとこと

非営利でまったく企業との利害関係のない団体の評価だけに信憑性は高いと思うのですが、これだけハッキリ差が出てしまうとは正直驚きでした。

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