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ソフトウェアの問題?AppleがHomePodの発売を延期し年末商戦を逃す

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今年6月に開かれたWWDC2017で発表された「HomePod」、残念ながら初回リリース地域に日本は含まれていませんでしたが、ついにAppleもスマートスピーカー業界に参戦!とかなりのニュースになりました。

しかしそれ以降ほとんど開発や発売に関する情報もなく発売時期になろうとしていたのですが、なんとここにきて発売延期が発表されたのです。

年末商戦から完全に外れる

WWDC2017で発表されたApple製スマートスピーカーの「HomePod」、今までiPhoneで利用されたSiriやApple Musicが統合されるであろう製品という事で、多くのAppleファンが期待を寄せていました。

当時のプレスリリースでは2017年12月にアメリカ、イギリス、オーストラリアでの発売が予定されていたのですが、なんとひっそり発売延期されていたんです

現在のスマートスピーカー業界はほぼ完全にAmazonが支配しており、追従してGoogleやLINEなどがスマートスピーカをそれぞれリリースするも、Amazonのシェアは70%以上だと伝えられています。

このシェアを崩したいのであれば財布の紐が緩くなるホリデーシーズン、いわゆる年末商戦は絶対に外せない商機なのですが、Appleは現在HomePodの発売時期を「2018年初頭」とする事態に

残念ながら発売が遅れる理由は明かされていないのですが、過去のSiri関係者による暴露などから考えても、搭載するソフトウェアに何らかの問題を抱えているものと考えられます。

12月発売でこのタイミングの発売延期ですから、おそらくハードウェア的には何の問題もなく製品自体は製造が進んでいると考えられ、搭載するソフトウェアに何か致命的な欠陥、例えば「音声認識距離が極端に狭い」といった問題が発生しているのかも知れません。

スマートスピーカー業界の価格帯的に見てもかなり強気の価格設定349ドル(約4万円)のHomePod、Amazon Echoのスタンダードモデルが99.99ドル(約1万1千円)、最上位モデルでも229.99ドル(約2万6千円)である事を考えてもかなり高額なのがわかりますね。

発売が「2018年初頭」とかなりアバウトになっていますが、この高価なスマートスピーカーが年末商戦に間に合わなかったというのは、Appleにとってかなり手痛いスタートになる事でしょう。

まとめ

アナリストらはGoogleやAppleがスマートスピーカー業界に参入する事で、2016年度に90%以上のシェアを誇っていたAmazon1強状態を崩せると予想していましたが、Appleの参入遅れでそれは叶わない事が想像に難くありません。

Google Homeは日本国内でもなかなかの高評価、Amazon Echoが日本語対応で日本発売を11月17日に開始しており、Appleは今回の件でかなり辛いスタートダッシュになる事が予想されます。

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