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NHKの暴走がやっと止まる…!?ネット受信料徴収の結論が先送りに

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こんにちは、yumiです。

かみあぷでは以前よりNHKの「ネット視聴 受信料徴収の動向」についてお伝えしていますが、この度新たな動きがあったようです。

NHKはテレビと同様「見ても見なくても、視聴できる環境があれば受信料徴収」という方向で持っていきたいようでしたが、総務省が待ったをかけ…。

その結果、結論は先送りとなり「受信料徴収方法の見直し」や「料金の見直し」が行われることになりそうです!

ネット配信はあくまでも「補完業務」

NHKが2019年にも開始を目指している、テレビ放送と同じ時間にインターネットで番組を配信する「常時同時配信」。

NHKは受信料の徴収方法について、既存(テレビ)と同じく受信料を支払っていても支払っていなくても見られるが、デバイスを持っていれば見ていても見ていなくてもテレビと同額程度の受信料を徴収する方針を示していました(※)

※すでにテレビの受信料を支払っている世帯に対しては常時同時放送の負担を求めないとしています

それに対し総務省は待ったをかけ、以下の3つの条件をNHKに提示。

  1. 同時配信を放送の補完として視聴者から十分支持を得て実施する
  2. NHKの既存業務が適正か幅広く検討する
  3. 関連団体への業務委託時の透明性と適正性をさらに高める

3つの条件についてはこちらで詳しく解説しているのですが、今回、結論が先送りとなった要因の1つは、1つ目の「同時配信を放送の補完として視聴者から十分支持を得て実施する」という点だそう。

これは「常時同時配信はNHKの『本来やるべき業務』ではなく、テレビ/ラジオ放送の『補完』として考えなさい」ということ。

簡単に言えば、

  • 常時同時配信はテレビ/ラジオに付随するものである
  • そのため常時同時配信のみを利用するユーザーから受信料の徴収はできない
  • あくまでテレビの受信料を支払っているユーザーへの付加サービスである

というわけですね。

これらの指摘を受け、NHKは今月中にも受信料の徴収方法や料金について決定を下す予定でしたが、結論は先送りに。

先ほど言った通り常時同時配信が補完業務となれば、視聴できるデバイスを持っているだけで受信料が徴収されることはなくなるでしょうし、あくまでテレビの受信料を支払っていれば利用できるもの…という位置づけになりそうです。

ただしNHKは「タダ乗り(受信料を支払わずに常時同時配信を利用する人)を防ぐために負担は必要」という考えは捨てていないようで、この先どのような結論が出るかは不明。

個人的にはタダ乗りなんぞ、テレビの受信料を支払っている世帯に「常時同時配信用のIDとパスワード」を配布すればいいだけだと思うんですがね…。

LINEMOLINEMO
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