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Appleは差別主義に反対?白人優位主義商品を扱うサイトからApple Payを撤退

ニュース

こんにちわ、Hikaru Sanoです。

アメリカのバージニア州シャーロッツビルで起きた、白人至上主義を掲げるグループと抗議グループが衝突し30人あまりが死傷した事件、皆さんはニュースなどでご覧になりましたか?

この事件とトランプ大統領の発言を受け、アメリカは元より他の国でも様々な動きがあるのですが、Appleもその1つだったようです。

該当サイトからApple Payを撤退

事件は8月12日、バージニア州シャーロッツビルで白人至上主義を掲げるオルタナ右翼が集会を開き、集会に抗議するグループが集まっていた所に乗用車が突っ込むという、大変痛ましい事件でした。

この車を運転していた20歳のジェームズ・フィールズ容疑者は第2級殺人などの容疑で逮捕、30人あまりが死傷したとの事です。

トランプ大統領はこの事件について当時白人至上主義などを明確に批難せず、その事で「差別問題に関する意識が十分ではない」と反発が広がり、15日に「一方のグループは悪かったが、もう一方のグループも非常に暴力的だった。誰も言いたがらないが、私は言う」と述べ、「双方に責任がある。間違いない」としました。

しかし事件前後7分間の動画がFacebookで拡散し、実際は「抗議グループが一般的デモ活動している中に突然車が突っ込んで来る」というものだった事が判明、大統領の発言が「白人至上主義の悪を大目に見ようとしている」などと批判が広がります

トランプ大統領の発言に対し批難の声を上げているのは市民のみならず、野党である民主党の下院のトップは元より与党である共和党内部からや、多くの人権団体、大統領に助言する評議会のメンバー、果てはイギリス首相や国連の人権理事会も批判や声明発表などを行うレベル。

そしてAppleも今回の事件を受けて、白人至上主義商品(例えば白人優位主義についてをプリントしたTシャツなど)を扱う通販サイトなどから、Apple Payを撤退させ始めました

Appleは今回のApple Pay撤退について公式発表など一切行っていませんが、ティム・クックCEOは事件に関して個人的見解を発表。

「白人至上主義と人種差別的な暴力の恐怖を見たことがある」とした上で、「これは道徳的な問題であり、アメリカに対する侮辱であり、私たちはすべてそれに反対しなければならない」と話したそうです。

まとめ

いかがでしたか?

白人至上主義などの人種差別はアメリカでは深刻な社会問題であり、今回の事件を受けてトランプ大統領が「両方悪い」と述べた事で彼の人種差別に対する認識の甘さなど露呈し、身内(共和党や評議会)からも多くの批判と辞任を招いています。

事件についてクックCEOの発言からも今後、Appleのこうした動きは拡大していくと考えられますね。

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