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ネット情報の恐怖…拡散された動画に扇動され無関係と思われる6人が集団暴行の末殺害される

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こんにちわ、Hikaru Sanoです。

ネットの普及により様々な情報が瞬時に手に入る時代になりましたが、それゆえに誤った情報や故意に操作された情報が問題になっていますね。

先日なんとネットで拡散された動画によって扇動され、本来問題とは関係無い6人が集団暴行の末殺害されるという痛ましい事件が発生しました。

下地になっている問題との関連性

この事件はインド東部のジャルカンド州の先住民集落で発生し、集団暴行は近隣集落も巻き込んで2日間に渡って行われていたそうです。

事件の発端はメッセージアプリ「WhatsApp」により拡散された動画で、内容は「子供を人身売買する組織が暗躍している」といった内容のもの。

インドではそもそも農村部などで子供の人身売買が社会問題化しており、特に幼児の売買が深刻化しているそうです。

そういった被害への注意啓発動画だったら問題はなかったのですが、どうやら誤った情報を含んでいたようで、人身売買への関与を疑われた6人の男性らが怒りの矛先になってしまった模様。

インターネット事情に疎い先住民らは動画の内容を全て事実だと鵜呑みにし、人身売買とは無関係と思われる6人を人身売買組織の人間と断定、2日間かけて撲殺されたと報じられています。

悪意があったのかイタズラ心だったのかは不明ですが、おそらく動画内でこの6人を写し「人身売買組織の人間だ」とでも紹介されたのでしょう。

ネットの情報というのは簡単に操作、あるいは作り出す事ができるというのは先進国にとってほぼ常識と言えるもので、この動画を見れば「どこまで本当なのやら」と鵜呑みにする事はなかったかも知れません。

撲殺された6人が本当に人身売買とは無関係であったのかはまだ明らかになっていませんが、先住民たちは警察などに情報提供するべきであり、感情的になって真偽の不確かな6人を殺害するべきではなかったでしょう。

フェイクニュースや誤った情報には、今後も注意が必要ですね。

まとめ

いかがでしたか?

全ての情報は発信者が人間である以上、多少なり主観が入っているため100%正確なものはネット上にほとんど存在しないと言えます。

複数の発信源などからファクトを取り、情報を精査選定して誤った情報や操作された情報に扇動されないよう、十分に注意しましょう。

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